裸眼だと細かいところがまるで見えないので、メイクのテクニックの研究など到底やれるはずもなく、厚すぎるよりはマシだろうと思って、とりあえず薄っすら塗ってます、みたいな感じで日々を過ごしている。 髪も同様。

 

 

 

 

で、テレビで同年輩の芸能人を見ては「プロにやってもらったら全然違うようになれるんやろうなぁ~」なんて思っていた。

 

 

 

なので、今回、郵便受けに放り込まれてた情報誌に「節目の年代の方は基本料金が半額に!」という広告を見つけ、「話のネタになるな♪」と思って行ってみることにした。 

 

 

 

 

行ってみると想像以上にお客さんがいて、ちょっとホッとした(笑)。 で、受付を済ませた後で「どんな雰囲気にしましょう?」とイメージ写真のファイルで説明される。 そして、「せっかくやってもらうんやし♪」と、ふだんのわたしのイメージ「逞しい体格のオモシロいおばちゃん」から一番離れたテーマを選んだ♪(*´艸`*)

 

 

 

 

 

もともと二重瞼で睫毛が長くて多い目を持つ(それが必ずしも何かのメリットになるわけではないということを身をもって知っている)わたしは、いわゆる”つけま”が重たいモンだと知らんかったし、つけ毛が重たいモンだとも予測してなかった。  ……わたしがああいう”被り物”をしたのは遠~い昔の結婚式のとき以来やなぁ、と、重みと首の暑さに耐えながら思い出したりして(`∀´)

 

 

 

 

あのときは、こんだけ(たぶん”これ”以上)頭が重たかってんもん、首が縮こまって背中も曲がりがちになるよなー、とか(それを指摘されないままだった写真や披露宴のビデオにうつる、わたしの人相の酷いことといったら!!)。

 

 

 

 

メガネを外してるのでどんなふうになってんのか詳細は分からないまま”変身作業”は進んでいき、顔と髪のメイクをしてくれた人は「別人ですよ~♪ カッコいいですよ~♪♪」と機嫌よく言ってくれる(*´艸`*)  彼女がこの仕事を好きでやってる感じが受け取れてたんで、まんざらお世辞ではないんやろうなぁ(自分の仕事の出来栄えに満足してる、もあっての言葉)と思わせてもらえた♪

 

 

 

 

のだけど。  「撮影の順番待ちの間に(それだけお客さんがいた)写メ撮りましょうか」と言われて撮ってもらったのを見たら……、「あの人の美意識は大丈夫やろか?」が正直な感想。 それから撮影スタジオの前で待ってるときに姿見に映る自分の目の下に、はっきりとクマ?しわ?が見えたのも、内心「わたしってやっぱりこの程度なんやわぁ…」と思うに十分な要素だった。

 

 

 

 

そんな気分のままスタジオに入る。 ベテランぽい女性カメラマンさんの指示に従ってポーズを取る(上半身のみなので座った状態で)。 こっちは半分投げやりな感じ(笑)、それでも根が真面目なもんで(爆)、体はこっち向いて顔はあっち向いて、目だけはカメラを見て、みたいな注文にもなんとか付いていった。 それでも「そうそう、綺麗!」と何度か言われるとやっぱり気分は悪くないモンやしΨ(`∀´)Ψ

 

 

 

 

「はい、完璧です♪」と言われて予定枚数を終了して私服に着替え、モニターで出来上がりを確認する。

 

 

 

 

ビックリしましたねぇ♪ プロのカメラマンの技術とライトの威力、それを計算に入れた濃さで仕上げたメイクのバランスの良さ!!  ええ、例の目の下のアレなんか、きれいさっぱり消えてましたよ(*’艸3`):;*。

 

 

 

 

隣のモニターでチェックしていた二人連れさんが「さっきの赤いので撮ってた方ですか?」と話しかけてきたので「はい、そうです。さすがプロが撮りはったらスゴイなぁ、と思って見てるんですよ(笑)」と答え、「よかったら見せてもらっていいですか?」(自分でチェックするために操作できるようになってる)と言われるままに見せて、「わぁ、綺麗わぁ~♪ 20代か30代の人が撮って(メイクして)もらってるんかと思ってました~」と羨ましがられてなんかイイ気分になって(*`▽´*)

 

 

 

 

ま、それなりの手を尽くしてもらえば、そこそこ見栄えのするようになれるんですよ、わたくしだってね♪♪(なんのアピールやねん。笑)

 

 

 

 

やってみてわかったこと。 ライトを浴びる場面での化粧の念入りなこと。 グラビア撮影はなかなか指示が細かくて簡単ラクチンなものではないこと。

 

 

 

 

わたしだって捨てたモンじゃないってこと:*:・( ̄∀ ̄)・:*:(爆) 

 

 

 

 

さ、この支払いの分も、がんばって仕事しようっと♪♪