一年前と今は、広島という土地への想い入れが違っている。
”カープの地元”としてずっと憧れてたけど、実際に行くようになって、カープの試合だけでなく、広島人の友だちや、それ以外の地元の人たちと接する機会が重なるうちに、「カープ抜きでもここが大好き♪」という気持ちが強くなってきた。
今では「広島に行く」じゃなくて「帰る」と言いたいくらい♪
それで、今回初めて『平和記念式典』の中継を観た。毎年中継されてるのは知ってたけど、観たことはなかった。
大阪のマンションのリビングで起立して黙祷を捧げ、松井市長の「平和宣言」を聴き、地元の小学生ふたりの「平和への誓い」を聴いた。
”つらい出来事を、同じように体験することはできないけれど、わたしたちは、想像することによって、共感することができます。”
”身近なところに、できることがあります。
違いを認め合い、相手の立場になって考えることも平和です。
思いを伝え合い、力を合わせ支えあうことも平和です。”
「わたしたち」って、子どもたちだけを指すんじゃないよね。
想像をはたらかせる、察する、ということの足りない人たちが多くなると、ギスギスした世の中になってしまう。
我先にと急ぐのではなく、自分の欲求を満たすことばかり優先せず、ひと呼吸おいて、周りの人の思いに気づく努力や余裕を持って、いつも暮らしていきたい。