グランドに救急車が入ってくるのを見るのは2度目だった。
昨年の今ごろ、”高校最後の夏”を戦う息子の試合で、チームメイトが同じように倒れた。全然動かないし、スタンドにいてもまったく様子がわからないし、パート中だったお母さんは呼び出されるし、救急車はなかなか来ないし(と感じられた)、「早く早く」と祈ってた。
そのチームメイトはすごく軽く済んで、何の後遺症もなく、すぐに戻ってきた。
だから昨日も、動かないアツの映像を観ながら「あの子と同じようになるといいな」と願ってた。でも軽々しくは言えなかった。
自分で歩いて病院から出てきたとこの写真を見たら、希望が持てた。
恐怖心やら何やらの”自分との戦い”を乗り越えたらまた野球ができるんだから、ホントによかった。ほんと。
あまやん、あの雰囲気で犠牲フライを打てたこと、立派だと思いました。出られる選手が精一杯のプレーをするのが、他のみんなへの勇気づけになると思うから。