<読んだ本> 『「利他」人は人のために生きる』(瀬戸内寂聴・稲盛和夫)








もともとの性質が悪かったのか親の育て方が悪かったのか(笑)、私は拗ねて育ってきた部分がかなりあるので、親に感謝していることっていうのは、実はあまり多くない(一生懸命育ててくれたことはもちろんわかっております)。








そんな中、親からもらってホントにありがたいと思っているのが、想像力。








ときに妄想まで生み出す(笑)強力な想像力があったからこそ、(例)「この先王子様が救い出してくれるかも♪」なんて現実逃避しながら乗り越えてくることができた。








この本には王子様の話のような浮かれた話は出てこないけど(笑)、生きるうえで大事なものとして”想像力でもって相手を思いやる心”を挙げてある。








「(想像力があれば)自分以外の人がどう思っているかとか、何かに悩んでいるらしいとか、わかってくるでしょう? そうすると、あの人は何だか嫌な顔をしているけど、どこか痛いんじゃないかとか、そういうことがわかるじゃないですか。それが『思いやり』ということですよね。」(寂聴さん)








そして同時に「相手のつらさを全部、想像力で理解することなんてできない」ともおっしゃる。想像しただけでわかったような気にならず、だからこそもっともっと相手の辛さを理解できるようにと努力する。それが大切なのだと。








辛さや悲しみは本当に経験してみないとその深さが実感できない、とたしかに思う。だから、いつも温かい態度で他人に接することのできる人は、いろんな辛さや悲しみを味わってそして乗り越えてきた人なんだろうなぁ、と思える。








自分もそんなふうに昇華できるように、前向きに想像力を働かせていきたい。








でも、マイナスな心持ちだけじゃなく、「こんなふうにしてもらえたら嬉しいだろうなぁ」が実現したときの嬉しさも想像を越えているのだよ♪ということもつけ加えて、周りの人への接し方に心をこめていこうと思った。








☆プロ野球開幕!!!  第1、3戦をテレビ観戦し、力が入りすぎてヘトヘトになりました(笑)。我がカープはまだ勝ち星がないけれど、1試合ずつ丁寧に、少しずつでも成長して、イイとこ見せてほしいと思ってます♪ 祐輔くん、ナイスデビューでした♪♪♪