<今日観た映画> 『ALWAYS三丁目の夕日’64』 


第1作から観ていることもあり、一平ちゃんや淳之介くんの変貌ぶりには驚きつつも(笑)、「おにいちゃんになったねぇ♪」と声をかけられそうな親近感があった。


ほんとに近所に住んでいれば、じょじょに成長していく様子を見て知っていられたんだけど(笑)。


前2作(’58と’59の話)から年月が経っているせいか、以前のエピソードが「映画でのお話」というより「自分にとっての思い出話」のように感じられ、鈴木オートやトモエさんの心境がありありと思い浮かべられた。


そして、なにより淳之介くんの聡明なことにビックリ!


後半部分での茶川さん(育ての親)のセリフには「いくら何でもその言い方はあかんわぁ~」と言いたくなったとこがあったのだけど、淳ちゃんは、暴言の裏に隠された愛情を「正確に」(たぶん)受け止めるのだ。


自分自身やうちの子どもたちが高1だった頃のことを思えば、そこまで大人の気持ちを汲み取る力なんてなかったよなぁ~、と思った。背丈は大人並みでも、中身はまだまだ自分中心だったもの。


あんな子どもだったら親は助かるだろうなぁ(笑)。それでいて自分の意志もはっきり持って、言えるんだし。


苦労が肥やしになっていなさそうな茶川さん(失礼)が人並みに暮らしてこられたのは、ヒロミさんの理解と淳ちゃんの器のデカさがあったからではないか、と、何度も涙をふきながら考えた(笑)。