<借りた本> 『謹訳 源氏物語 七』(林 望)
『徒然草REMIX』(酒井順子)
長編小説が好きなので『源氏物語』も憧れの?作品なのですが、それこそよく教科書に取り上げられるような場面くらいしか理解していなくて…。
この巻には、柏木~幻が収録されています。
『赤毛のアン』シリーズも読み返したいと思ってるんだけどなぁ…(遠い目)。
ところで、先日のNHK土曜ドラマ『とんび』前編を観ました。
早くに奥さんに先立たれたヤスさん(堤真一さん)が男手ひとつで小さな息子を育てていく…ってあらすじで、いろんな想いが胸にせまってきて、目が痛くなるほど泣いてしまいました(苦笑)。
とくに、その中で、町の和尚さんがその小さな息子に言ったことば。
「おまえには背中を抱きしめてくれるおかあちゃんはいない。だから背中が冷たいだろう。
でも、周りに居るワシやこの人たちが背中に手を当ててくれたら、どうだ? 温いだろう?」
なくしてしまったもの、取り戻せないものを嘆いていてもしょうがない。
そうじゃなくて、いま自分が持っている「温めてくれるもの」の存在に気づくこと。
ドラマを観ながら、「そうだ、私にもある!」としみじみありがたく思って、涙が止まらなかったのでした。
ドラマとは多少内容が違うかもしれないけど、これから原作を読もうと思っています♪