『なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?』(板橋悟)


学校を出てからかなりの年数が経っているので(笑)、いくら得意だったとはいえ、数学の公式はほとんど覚えていません(キッパリ)。


数学ギライな息子(高3)は「公式を覚えるのがメンドくさい」と言うけど、


「公式なんか知らんでも問題は解けるで♪」と母はへっちゃら(笑)。


そう、なぜそういう公式が生まれたか?の理屈(考えるプロセス)さえわかっていれば、どうってことはないんだから(=⌒▽⌒=)


そしてそのためには、『問題文を図にしてみること』が大事!


例として、この本では旅人算が取り上げられていました。


公式は、『速さ=距離÷時間』。


でも、こんな公式を覚えていなくたって、問題文に沿って図を書いてみたら、どこをどう計算すればいいか、勝手に見えてきます♪


頭の中だけで数字をグルグルさせていないで、図にしてみたり、計算の途中経過を省略せずに書いていったりすれば、問題の意味がすんなり理解できるんです。


因数分解も、「これ以上分けられないところまでバラバラに分けていく」→「くくる」、だし。


たしかに、公式を覚えてたほうが早く解けるけど、時間と手間をちょっと余分にかけてやったら公式がなくても解ける♪


数学好きな私としては、問題が解けたときのあの「やった~!」って爽快感を味わってほしいなぁ~、と思うのであります。


……今も小学校の教科書から『集合・ベン図』がカットされたままなのかなぁ?


あれ、すごくわかりやすくてオモシロイのに(-"-;A