6月2日(土)

ついに美唄も新緑の季節、初夏がやってきました。

美唄名産のグリーンアスパラも最盛期です。

 

本日の参加者は7名。黒一点でした。

すい臓がんであっという間に逝ってしまった義母の四十九日を終え、久しぶりに参加してくれた方。

前回初参加だった方は、転移が見つかり、「しばらくは来られないけど、また来る。」といって参加してくれたし。

いつものメンバーも三三五五に集まってきて、いつものように楽しいひと時を過ごしました。

 

今回の話題のメインは「納骨堂」や「お墓」について。

墓じまいや合祀も多くなってきた今日この頃。

でも、やはり日本の心、文化である「祖先を祀る」ということは、

軽々しくはできない問題です。

考え方は様々です。

祖先も大事だけれど、これからの子孫、末裔のことも考えなければなりません。

死んでしまったら、どうにもこうにもできないし、

どうでもいいと言ってみたところで、子や孫に負担はかけられない。

癌だからこそ、自分の余命がほぼ予測でき、

だから後始末や未来志向ができるというもの。

 

私たちの仲間にもいました・・・

自分で墓石を用意し、

墓石に書く銘を決め、

お葬式会場を予約して、

車を処分し、

妻が除雪で苦労しないように一戸建てからマンションに移り、

退院するかのように、大部屋から個室に移っていった奴が・・・。

 

同じ病気になってしまったから、

がん種こそ違えど、

お葬式の話も、お墓の話も

転移の話も、余命の話もできてしまう。

他人事でなく、神妙すぎず、真顔で話せてしまう。

がんが日常になってしまう。

悪いことかもしれないし、良いことかもしれないし・・。

 

でも・・・、まぎれもなく等身大だからね。

等身大で話をしよう。一緒にね。

 

来月は、7月7日です。

本州の七夕です。

彦星と織姫が出会うという日に、

ぜひがんサロンでお会いしましょう。

 

     by  milk

 

追伸:新緑の季節は、庭の雑草の伸びも早くて、

   昨日、草削りでがんばり過ぎて、体中が痛いです。

   夏はこれから毎月1度は腰痛です。