
壁田セブン、6時半集合。
今日は地元のSさんに斑尾方面の林道を案内していただくのですよ。
SさんのはKTMの2スト125ccレーサーに保安部品をつけたマシンだよ~
競技っぽさがたまらなくカッコイイ。

野尻湖。うっすら見える山は、向かって右が妙高山、左が黒姫山。
走り始めて15分ほどでここは何処?状態でもう、わけ分かりません。
同じ道をもう一度通れと言われても無理。
野尻湖、斑尾周辺の林道は入り口がわからなくて何となく敬遠していて、
今回教えてもらう良い機会だと思ったのですが、
人の後では道は覚えられないものですね。
自分で開拓しないと。
あ、行くたびに先導してもらえばいいのか?
と言うわけでSさん、次回もお願いします。
路面は滑りやすい砂利道から、土&草に変化、ナカナカ楽しい林道でした。
林道は何時も単独行だったので、2台で走るのも新鮮、
楽しめましたよ~。

ぐるっとひと廻りして道の駅で休憩。

休憩のち、本日の第二目的である、根曲がりたけを採りに
マル秘ポイントへ移動。
ちなみに右奥に見える斜面はおそらく20度ないぐらいの斜度で、
大したことなく見えるのだが実際に走ると大変。
回転上げないと登れないし、かといって滑り始めると失速するし、
岩がボコボコでラインの邪魔をしてるし、
私は林道のカブ、XLRの4ストエンジンの粘りのおかげでトコトコと登頂成功。
まあ上手い人なら何て事はない斜面でしょうが・・・。
下りはさらに怖く、ヘルメットの下で絶叫してしまいましたよ。

しかし、SさんのKTMは不釣り合いかと思いきや、
意外と大自然にマッチしてますね。
このSさん、KTMのモタ車にも乗ってらっしゃるんですよ。
ウェアもリュックもKTM。フリークさん。

でもって根曲がりたけとは何ぞやと思った方も多い事でしょう。
説明しよう。根曲がりたけとは北信濃に住む人々にとって
欠かす事のできない初夏の味覚であり、根曲がりと呼ばれる竹のタケノコの事を言う。
太さはおよそ指ほど。
でもって、実は私、根曲がり採りは初めての経験。
この辺がポイントですよと言われても、どこに何があるのやらさっぱり分からない。
根曲がりと言われる笹のような植物の根元を
うろうろがさがさ、時に座り込み、クマのフンや鹿のフンにビビり、
そうこうすること数10分・・・。
あったー!というか、見えた!
これか~!!
と言うのが上の写真。
どうですか皆さん。見えますか~!?
曲がって生えてくるんだ?
もしかして根曲がりという名前の由来はここからきてるのか?と思ったり。

一応、調理見本としてたけのこ汁。(画像は頂きモノ)
サバの水煮缶とタケノコを味噌汁にぶち込むという素朴な料理。
でも、お・い・し・い・よ~!!!
というわけでいずれにしても貴重な体験をさせて頂きました。
ご案内頂きましたSさん、ありがとうございました!
XLR250の良さ、面白さも再確認できました。