【衝撃】LSDペースの意味! | ビアンキ・ローマ2が行く♪ クロスバイク自転車で脱メタボ!

【衝撃】LSDペースの意味!

昨日は休みで天気も良かったので、シリヤケイカ釣りに行きたいところでしたが・・・
洗濯やら掃除やら草取りやら、家の中の仕事を一気にやりました。掃除 洗濯 くさむしり


汗だく汗


その後、LSD150分をやりましたビックリマーク


LSDといえば。


以前の僕は、「LSDそのものには意味がない」とか書かれている本などを読んだこともあって、半信半疑で取り組んでいましたが、最近は理論や根拠、結果も示されており、その効果も実際に体験しているので、納得してトレーニングに取り入れています。


けれども今までの僕は、LSDトレーニングの意味を半分しか理解していませんでした。


というか、今まで読んできたどの本にも書いておらず、他のランナーの方からも聞いたことがなかったので、知識として持っていませんでした。


まず、LSDのトレーニング効果として、良く言われるのがスタミナ増強。


なぜスタミナが付くかと言えば、LSDによって、まず毛細血管が増えて、一回拍出量(心臓が一回収縮して送り出される血液の量)も増え、最大酸素摂取量も増え、ミオグロビン(持久力に関わる赤色筋肉に存在し、酸素が不足した場合に対応できるように酸素を蓄える働きがある)やミトコンドリア(食事から摂取した栄養と呼吸から得られた酸素を使ってATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを放出する物質を作り出す働きがある)も増えて、グリコーゲン(動物の体内でエネルギーを一時的に保存しておくための物質)の貯蔵量も増える効果があるからです。

(はぁ・・・タイピング疲れた汗ガーン


ここまでは、勉強して知っていたんです。


この中でも、「毛細血管の発達」が、LSDトレーニングの意義だと思っていました。


最大酸素摂取量は、インターバル走や閾値走を行った方が単位時間当たりの効果は高いけれども、LSDで養われることも知っていました。


ペースを上げると血流量が上がり、動脈と静脈に大半の血が流れてしまうため、毛細血管が発達しにくいということも知っていました。

これらは全て正解です。


しかし、LSDで大事なことはそれだけじゃないということ。


これまで読んだ様々な本には、LSDのペースは、「走力に合わせて変える」だとか「出来るだけ遅く」だとか「6:30~7:00/kmで」だとか書かれており、それぞれバラバラで、どれが正しいのか全く分かりませんでした。


そしてつい先日、LSDはペースが超重要だということを知りました。


”散歩に毛が生えた様なペースで、長く走ること。”



正しいLSDペースは、7:00~7:30/kmで、120分~150分走ること。
これがキモだということ。




例えば、5:00/kmペースで120分走ったら、24km走れますが、
7:00/kmペースだと、17kmちょっとしか走れません。


確かに同じ時間走った場合、ペースが遅いと走る距離は減るのですが、「地面に足を着く回数」が多くなります。

つまり、地面からの衝撃を その分多く足に与えることになります。


じゃあ、「スピードを上げても、距離を伸ばせば着地数が同じになるから良いんじゃないの?」
と言われるかもしれませんが、実は接地時間が決定的に違います。


ペースを上げた場合はスライドが伸びるだけでなく、地面に足がついている時間・・・つまり足の接地時間が短くなるんです。


逆に接地時間が長くなると、一歩ずつ足に負荷がかかりつつ、長い運動時間を取ることが出来ます。


ちなみに、LSDは自己記録に関係なく、箱根を走るようなランナーや、
日本トップクラスの実業団選手でも7分ペースで走るとのこと。えっ



必然的に、遅いLSDの方がキツくなるそうですあせる



もちろんこの時に、遅いペースと言えど、しっかりと正しいフォームを意識して、維持しながら走ることが大切です。


とにかく・・・


「キツくないLSDはダメ。」だそうです。



知らなかった・・・



僕はこれまで、どうせ長い距離を走るのであれば、7:30/kmで走るより6:30/kmといったように、ペースが早目の方が効果が高いと思い込んでいました。


少しでも、早い方がキツイと思ってました汗
極端にペースを落とすとなんかダルいのは、単にスピードが遅いことで脳がストレスを感じてるんだと思っていました汗


しかし、これは完全に真逆だったわけです汗



それを踏まえて、LSD150分に挑戦しましたパー


最初の2km、全然7:00~7:30/kmペースで走れません・・・ガーン

これじゃ~いかんと思い、その後はマイアシックスアプリと睨めっこしながら、設定ペースをキープビックリマーク



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途中、疲れているところで、実際に何度か、6:20/kmと7:20/kmで走り比べてみました。得意げ


たしかに・・・遅い方がキツいビックリマークショック!


一歩一歩、体重を感じます。
そして、後半ダメージにつながる”蹴らないフォーム”を身に付けることもできるということ。


というか、150分LSD終盤、かなり疲れました。。。ショック!
なるほど・・・こういうことか・・・ひらめき電球



ということで、今回。
目から鱗のLSDの知識と、実体験になりましたアップ


やはり、何でも漠然とではなく、
意味を理解&納得した上でやるトレーニングや、物事って素晴らしいですねキラキラ