モンスターエネジードリンク☆開け方講座 ③ | ビアンキ・ローマ2が行く♪ クロスバイク自転車で脱メタボ!

モンスターエネジードリンク☆開け方講座 ③

みなさま、やってまいりました。
第3回「モンスターエナジードリンク開け方講座」のお時間です。



まだ、第1回第2回の講座ご覧になっていない方は、
ぜひ、そちらを先に受講なさってから、第3回目へとお進みください。


当講座もいよいよ、最終回となりました。



前2回では、「騙された!」、「豪快にこぼれとるやないか!」
とのお声をいただきましたが、あちらは見事な失敗例をお伝えいたしました。


今回こそ、お手本をお見せいたします。


一瞬の妙技。
それでは、どうぞご覧ください。






ご覧いただけましたか?



それでは、解説してまいりましょう。



まずは、プルタブのお話から。


モンスターエナジーのようなプルタブは、
正確には【ステイオンタブ】と言います。


一般的に言うプルタブという呼び方は、昔の名残です。


プルタブは、最近あまり見かけませんが、
開けた後に缶から外れるタイプのものを言います。
(昔はほとんどが、このタイプでした。)


モンスターだけに限りませんが、現在は、
缶を開けた後も外れない、ステイオンタブが主流になっています。


呼び方はどちらでも良いのですが、
プルタブと言う方が一般的だと思われますので、
当講座では、プルタブで統一しています。


さて、話を戻しましょう。

まずは、下の写真をよくご覧ください。


モンスターエナジー プルタブ


何かに気が付きましたか?


実は、プルタブによって押し下げられる部分は、左右非対称に作られていて、
まっすぐ下がらずに、切り欠きのある右側から最初に開ていくように設計されています。



なぜでしょう?



それは、「テコの原理」を活用するためです。



テコの原理を使うことで、あまり力を使わずに、
効率よくプルタブを開けられるようにしているのです。



これがもし、左右対称であったなら、下に押し下げる力が、
左右均等にかかるため、より大きな力が必要になってしまいます。



さて、ここまできて、
あなたはこんな疑問をお持ちではないですか?



「普通のプルタブは、こぼれたりしませんよね?」

「なぜ、モンスターは、こぼれるのですか?」


その違いは、3点あります。


①プルタブ上部の隙間が狭く、引き上げにくい。

②モンスターのプルタブは、日本で売られている、
  一般的な缶ジュースのプルタブと比べて大きい。

③缶内の液面が、極めて高い。



モンスターエナジー 開け方



このことにより、

「勢い良くプルタブが引き上げられ」、

「大きい打面で一気に」、

「高い液面を強打し」、


モンスターエナジーが缶からこぼれ出る訳です。



はい。

もう分かりですね?



この問題点を、解決すれば良いだけだったのです。


それでは、いきます。


【モンスターエナジーをこぼさずに開ける方法】

①とにかく、ゆっくりと開ける。



以上。



少しだけ、プルタブの位置を、
左に傾けてから開けるとさらに完璧です。


モンスターエナジー プルタブ



実際にやってみてください。


プルタブが右端からキリキリと下がっていき、
こぼさずに開いていくのがお分かりいただけるかと思います。


先程は、慎重にゆっくりと開けましたが、
慣れると、このように軽いテンションで開けることができるようになります。






いかがでしたか?


この方法さえ知れば、もう、
飛び散るモンスターに恐怖し、苦悩の日々を送る必要はございません。



当モンスターエナジー開け方講座が、
みなさんのエナジードリンクライフのお役に立てれば幸いです。