【若潮マラソン2015大会記】念願のサブ4達成!!
1/25(日)に館山若潮マラソン速報アップ後、
すっかりご無沙汰しておりましたが、レースのご報告です
(燃え尽きて、灰になっておりました・・・
というのは冗談ですが、今週は多忙を極めておりました。)
まずは、レース結果から
おかげさまで、念願のサブ4を達成することができました

記録は、3時間57分30秒(ネットタイム)でした

さて、スタート前。
実は今回、金哲彦さん率いる「ニッポンランナーズ」のメンバーさん達が
場所を陣取ってくれていまして、そこにお邪魔しました
というのも。。。
いつも良くしていただいているGoodRice先輩が、
ニッポンランナーズの方々とお友達なんです

僕も大会に参加するときは、GoodRice先輩のご好意で、
いつもニッポンランナーズさんの陣地にお邪魔させてもらっています
ニッポンランナーズの方々は、大会のオフィシャルで、
レースの各タイム毎のペーサーなどをされています。
(3時間のペーサーとか。。。みんさんスゴイ方ばかりです。)
そこの陣地に、いつもGoodRice先輩ご家族がテントを立ててくれて、
着替えさせてくれたり、荷物を預かってくれてたりしています。
おかげ様で、スタート前の準備がとてもスムース。
GoodRice先輩、いつもありがとうございます
GoodRice先輩、ナイススマイルっす。(笑)
さて
若潮マラソン会場である「館山市営市民運動場」に到着し、
GoodRice先輩がいる場所へ行ってみると・・・
GoodRice先輩が、あわてた様子で僕に駆け寄ってきました
GoodRice先輩:「白キノコ!!白キノコ!!!!」
白キノコ:「はい?」
GoodRice先輩:「金さん!!金さん!!!!」
白キノコ:「はい??」
GoodRice先輩:「金さん来てる!!金さん来てる!!!!」
白キノコ:「え?」
GoodRice先輩:「金さん!!早く!!!!」
白キノコ:「えぇ~??」
↑金さんを呼んでるみたいですが・・・
なんと

今大会でペースランナーを務める、
ニッポンランナーズを作り、理事長でもある金哲彦さんが・・・
そのGoodRice先輩とニッポンランナーズの方々がいる陣地に
来ているじゃありませんか


白キノコ:「金さん、大ファンです
」
白キノコ:「今回、金さんのトレーニングで走ります
」
金哲彦さん:「お!じゃあサブ4狙うんですか?^^」
白キノコ:「はい
NHKの”めざせサブ4”、ずっと見てました
」
金哲彦さん:「ありがとうございます^^」
白キノコ:「と言うか、録画して何度も見てます
昨日も見ました
」
金哲彦さん:「では、サブ4頑張ってくださいね。^^」
白キノコ:「はい
」
終始、興奮してしゃべっていた白キノコに対し、
落ち着いて朗らかにお話してくれた金コーチ。
最後にガッチリと握手までしてもらいました
金哲彦さんの本、金哲彦さんの番組で学び、
金哲彦さんのサブ4メニューで、ずっと練習をしてきた僕でしたが・・・
まさか、金哲彦さんご本人とお会いできて、お話しできるなんて
しかも、一緒に写真まで撮っていただいちゃいました
これは僕にとって、幸先の良い、朝の出来事となりました
レース1時間前。
GoodRice先輩のご夫婦や、ニッポンランナーズの小高コーチから、
「白キノコ君、サブ4目指すんでしょ~?
」
と聞かれたので、あらかじめ準備していたペース表をお見せしました。
白キノコ手製の、サブ4ペース表です。
みなさん:「すごいじゃん!頑張ってね!
」
と褒めてくださったのですが、僕、こういったものが無いと、
通過タイム諸々覚えられないだけなのです。(^^;)
耐水性と強度を持たせるために、それぞれパウチしておきました。
後から考えると、
このペース表とコース高低差図は、本当に役に立ちました
念のため、iPhoneでも撮影していたのですが、それを見ることなく、
ポケットから、この表をサッと取り出して即座にペースとエネルギー補給の
タイミングを確認できたので、紙ベースで作っておいて大正解でした
コース高低差図もあるおかげで、
「もうすぐ坂だ~!」とか「坂、あと何本!」といった具合に、
坂の情報が把握しやすかったので、心理的に助けられました。
そうそう!!
先ほどから登場している小高コーチは、金哲彦さんとともに、
若潮マラソンの事前合宿でも指導をされたりしている方なんです
→小高コーチご活躍の様子は、こちら
いつも普通にお話させてもらっていたのですが、
こんなスゴイ方だとは知りませんでした。。(汗)
いつも、気さくに話しかけてくれて、ありがとうございます。![]()
さて、レースが近づいてきました。
スタート予定時刻の1時間~30分前に、
カステラ&バナナと、エネルギージェル「ショッツ」
を摂ります
ひとつはレース前に。
残り5つはレース中の給水ポイントで摂るため持参します。
僕が、エネルギージェル「ショッツ」を準備している時、それを見ていた小高コーチ。
小高コーチ:「お~
良いの使ってますね
それね、私達もいつも使ってる
」
小高コーチ:「ショッツはね、すぐにエネルギーになるから、とても良いよ。」
小高コーチ:「エベレストの登頂部隊でも使われてるしね
」
などなど、色々なことを教えてくれました
このショッツ、プロのランナーの方や多くのアスリートの方がご愛飲されているそうです
いよいよスタートです
「計画したペースを上手くトレースして走れるかな。。。」
ちょっとドキドキ、若干緊張のスタートライン。
号砲とともに、海岸沿いを走っていきます。

天気の良い海沿いは本当に気持ちが良いです
ここから先は、レースに集中しているため、
写真は一枚もありません。(笑)
実際に僕が走ったペースを見てみましょう
【スタート~10km】
スタート時は大渋滞でしたが、ちょうど良い足慣らしに。
10kmまでは、5:40/km前後で走る予定でしたので、
ほぼほぼイイカンジです。
この区間は、とてもゆったりとした気持ちで走ることができました
【10km~20km】
10kmを超えた頃、足の調子がすこぶる上がってきます。
なんだかペースを上げて行きたい衝動に駆られます。
と同時に。
「ここで時間を要して、後半でペースを保てなくなって失速したらどうしよう・・・」
との不安も頭をよぎります
しかし、ここで。
ぼんさん、riorioさんはじめ、みなさんからのアドバイスを思い返します
「抑える。ガマン。」
「まだまだ抑える。まだまだガマン。」
「後半型のレース。前半は絶対に飛ばしちゃダメ。」
レースで初めて、「ペースを上げずに保ってガマンする」
という走りを実践します。
15km地点の糖質補給でショッツを入れたのも効きました
かなり元気になりました
そうして、アップダウンが多くも、比較的順調なペースを保ち、
20km地点までは、余裕を持って走れていました。
が・・・
この先の坂ラッシュで、
大幅にペースが落ち込んでしまわないだろうか・・・
不安を抱えつつも、とにかく耐えて走り続けます。
やはり、この地点でタイムロスが生じ始めます。
踏ん張って5:30/kmで走り抜ける予定が、
22キロ地点では、坂で大幅に失速します。
無理にペースアップして、心拍を上げすぎることで、
無酸素システムに切り替わらないように、そして、
疲労物質をためないように、慎重にスピードをコントロールします。

前10kmとペースは同じなのに、坂の出現でこのキツさは何だ・・・
【25km~30km】
坂が続きます。。。
この地点で、長い下り坂のダメージが徐々やってきはじめます。
しかし、5:30/kmキープとまではいかないものの、
体は、まだまだ余裕がある感じです
これは完全に、今回のトレーニングで頑張った、
”坂トレ”の効果が出ている模様。

【30km~35km】



31km地点、最大の難所・・・「魔の大ざか」が出現。
ここで、強烈にペースが落ちてしまいました
ペースダウンしただけなら良いのですが、
かなり足を使ってしまい、疲労が一気に蓄積したのを感じます
太もも前後ともにあきらかなダメージ。
riorioさんからいただいたアドバイス通り、
32kmからは、リミットを解除しようと思っていたので、
平地は、ペースアップスイッチON気味で走ります。
と言っても、ほとんど平地じゃないので、タイムを稼げてません
【35km~40km】
いよいよ踏ん張りどころです
空から、サンさんの声が舞い降りてきました。
「アゲテイクノヨッ!!ι(`ロ´)ノ」
よっしゃ、上げていくぞ~



と気持ちは高ぶり、体をより前傾させ、
足の踏み込みを強く、肘を強く引いて、加速です


あれ?
加速です


あれれ?!
・・・加速しないんですけど
それもそのはず。

実際、元気な時に走れば、たいした傾斜ではないと思うんですが、
緩くも長い坂が、ボディブローの如くジワジワと効いてスピードを奪います。
思うようにペースが上がらんぞ。。。
ここで無理して、ラスト5km持つか?!
またまたサンさんの声が聞こえてきます。。。
「アゲテイクノヨッ!!ι(`ロ´)ノ」
続いて、ぼんさんの声も聞こえてきます。。。
「ι(`ロ´)ノアゲチャツテ」
ですよね。![]()

もう、踏み込むしかないでしょ~![]()




【40km~42.195km】
「余力を残して、ラスト5kmで元気だったら4:30/km位いけちゃったりして?!」
なーんて、レース前は無謀な野望を持っていたのですが、
とんでもなかったです
歯を食いしばっているのに、
思いのほか、ペースが伸びません・・・
ヤバイ・・・1秒でも過ぎたら、サブ4じゃなくなるぞ
「サブ4、サブ4、サブ4、サブ4・・・」と唱えながら、
なりふり構わず、踏み込みます![]()





もうラストは、時計と睨めっこ。


ようやく、ゴール前の直線まで来た時、応援に来てくれていた、
姫1号、姫2号、姫3号の姿が、目に飛び込んできました


「パパ~
頑張って~
」
超うれし~~
![]()


ラストは一気に、4:06/kmまで加速して、ゴール




灰になりました。 ↑なんて顔だ。。。
というわけで、若潮マラソンでサブ4達成計画、
無事、目標を達成することが出来ました。。。
ぼんさんから頂いたコメントのお返事でも、
書かせてもらったのですが、こちらでも、
あらためてお礼を言わせていただきます。
アメブロで仲良くさせてもらっている、
みなさんからの応援のおかげで、
今回こうして、頑張ることができました

後半の坂ラッシュは本当に辛かったのですが、
走りながらアメブロアプリを立ち上げて、
みなさんから頂いたコメントやメッセージを繰り返し
読みながら、エネルギーをもらって踏ん張ることができました

そして、そして。。。
妻である姫1号、娘たちである姫2号&姫3号、
家族みんなに感謝しています
マラソンのトレーニングを中心に生活をもっていっていたので、
家族での行事やお出かけの日を犠牲にしたり・・・
食事の時間を合わせてもらったり・・・
筋肉や栄養を中心にばかり考えていたので、
やれタンパク質がどうの脂質がどうのと、うるさく言ったり・・・
週末に数時間に及ぶロング走を設定していたので、
子ども達との時間がなくなったり・・・
サブ4を達成できたのは、アメブロのみなさん、
周りのみなさん、そして支えてくれた家族、全員のおかげです

みなさん、熱い応援、本当にありがとうございました

またひとつ、夢を叶えることができました




