市原市で人気のラーメン屋さん 「和風鰻麺 八幡屋」へ
先日、ブログでお世話になっているK林さんの所でも紹介 されていましたが、
市原市で最近人気があるらしいラーメン屋さん 「和風鰻麺 八幡屋」へ行きました。
場所は潤井戸。ちはら台のユニモの近くですね。
前々から気になってたんですが、初来店です。
こちらのお店は、向かいにあるウナギ料理の老舗「八幡屋」の姉妹店です。
お店のウリは、鰻麺との名前の通り、
鰻の頭でダシをとったスープが特徴の一風変わったラーメン。
早速、お店の方に「イチオシのメニューはどれッスか~?
」と、
聞きてみました。![]()

雑誌やテレビの取材では、
「和風醤油鰻麺(魚介とんこつ)」をイチオシとして紹介しているとのこと。
魚介系スープがあまり得意ではない白キノコですが、
やはりオススメの基本メニューは、最初に抑えておかねば何も語れまい!
でも、お肉も食べたかったので、「和風醤油叉焼鰻麺」を注文しました。
(基本外れちゃ~語れないじゃん!)
K林さんもおっしゃってましたが、
店員さん(奥様?)の接客対応が非常にイイ!!
こういう気持ちのよい接客が出来るお店は、最近少ないので、感動です。
>そうそう、店員さんの接客も
でした。
>これが最後の調味料、接客・愛想も味の内。
確かに!! 共感。
さて、来ました![]()
見た目、けっこうコッテリっ?!
とんこつが強すぎるか?!
一口、スープを口にしてみます。
!!!!
ウ・・・
ウマいぞ・・・
とんこつも、味がしっかりしていながらも、特有の嫌な臭みは全くない、
さらに、見た目に反してコッテリしすぎないスープ![]()
しかも、魚介ベースで良くありがちな、
「単純に魚介の存在感だけが目立ってしまっている」ことも無く、
とにかく、上品な香りを持つスープに仕上がってます。![]()
正直、期待をかなり上回る味に驚き。。。![]()
すかさずピンポンを押して、店員さんを呼びました。
白キノコ
:「最高にウマいッスね!!」
店員さん
:「ありがとうございます。」
白キノコ
:「鰻の他に、魚介ダシには何を使っているんですか?」
店員さん
:「主に、宗太鰹(ソウダガツオ)を使っています。」
へぇ~、宗太を使ってんのか~。
一般的なカツオより、宗太の方が味は劣ると言われていますが、
全然ウマい。
逆に味を主張しすぎてなくていいのかも知れませんね。
スープも”あつあつ”です。![]()
そういえば最近、ラーメンの話をすると、
ヤス先輩が僕に向かってよく言うセリフがあります。
:「ラーメンは人それぞれ好みがあるから、ウマいマズいも人それぞれ!」
どっかで聞いたことのあるセリフだな~???
って思ってたんですが、
これ実は、僕が、むか~しから、よく言ってるセリフなんです。
ヤス先輩、それ、僕のセリフですよー。![]()
うつりましたか?
100人中100人が「ウマい!!」というラーメンは、
おそらくないと思います。
これはラーメンに限らず、
全ての“料理”に言えることかもしれませんが、
特にラーメンは、好み・趣向性が強いので、
すべての人が満足するものは難しいと思います。
しかーし!!
確かに「好みは人それぞれ。」に違いないんですが、
ラーメン作りには、揺るぎなく重要な大原則があるんです。
ラーメンに限らず、パスタなどもそうです。
それは、温度。
”あつあつ”。
これは、ラーメンの大原則です。
これは絶対です。
温度をいかに下げないように、最終的に作り上げ、卓に出せるか?
これ、かなり重要です。
どんなに有名店でも、一口目で少しでもスープがヌルいお店は、
「大したことねーなー。
」と思ってしまいます。
温度をキッチリ厳密に徹底しているお店って、
東京のお店でも少ないんですよね。
僕は、年間かなりの回数、パスタを作りますが、
僕がパスタメニューを作る際には、
麺の最終的な固さと温度、これに徹底的にこだわります。
※パスタ作りへのこだわりは、過去の記事で少し書いてます。→コチラ
でも、温度に意識がいってないお店があまりにも多いです。
これ、トッピングがあるお店なんかに、特に多いですが。
ヌルめ![]()
ヌルい![]()
ヌルすぎ![]()
全店失格~![]()
![]()
以前、市原市のラーメンランキングでは常連店だった、
地鶏ラー○ンは、後のせで冷た~いチャーシューを平気でのせたりするもんですから、
スープの上半分が激ヌル・・・。
いくら、スープが云々。。。何種類の材料でで何時間も煮込んだ云々。。。
なんて言ってたって、そんなの、関係ありません。
スープを仕出す温度管理にこそ、こだわれてないのに、
味なんか語れません。
風味だって発揮されません。
(あえて、ヌルい温度で狙った香りを出すなら別ですが。)
そんなの全然ダメです。
金返せ!!って言いたくなります。
逆に、最高に熱いスープを徹底的に出すお店は、
以前の記事でも紹介した→コチラのお店 (ちょっとコッテリきついですけど)
↑ ↑
田舎なのに、いつも行列が途切れることのないこのお店。
かなり徹底したスープの温度管理を行っています。本当にお見事![]()
![]()
脱線しました。。。
さて、今回の「和風醤油鰻麺(魚介とんこつ)」に話は戻りますが、
麺は、しっかりした弾力のある中太麺。
僕好みで、加水率は高い麺です。
けれど、味がしっかりノッてきます。
これも、「麺とスープの相性で決まる」という
ラーメンの大原則にかなっています。
加水率が高いと、コシがあってノド越しが良くて美味しいのですが、
スープを吸いにくいので、普通は、スープとの相性が難しくなるんです。
しかし、見事にバランスが取れているんです。![]()
スープまで飲み干し、まさに器覗(うつわのぞき)です。
大満足。
白キノコ的に、超オススメです。
好みがあるかもしれませんが、一度食べてみる価値はあるのではないでしょうか?
他のメニューも是非試したくなりました。![]()
お店が薦める基本メニュー:和風醤油鰻麺(魚介とんこつ) 630円
所在地 :千葉県市原市潤井戸1308-2
電話 :0436-75-7881
営業時間:11:00~22:00(LO21:00)




