ひと手間かけたバーベキュー!その6 【火おこし】
ひと手間かけたバーベキュー!その6です。
さて、仕込みが終わったところで、
待ち時間の間に、炭の火おこしをしておきましょう!
炭に火をつけるとき、みなさんは着火材を使ってますか?
僕も、以前はほとんど着火材に頼って火を起こしていました。
でも実は、これ・・・

なんですね~。
着火材の多くは、全てではないのですが、
揮発成分を含んでいるので、刺激臭があります。
石油類やアルコール系の成分が出ますので、
炭に臭いが移ります。
結果、どうしても食材に臭いがついてしまうんです。
食べる食材そのものに、成分がついてしまっているわけです。
これが、バーベキューの味を大きく落としているんです。
揮発成分が含まれていない着火剤もあるので、
そういったものを使う手もありますが、
今回は、お手軽にいくため、新聞紙を使います。
やり方は簡単。
新聞紙を一枚広げて、
2cm~3cm幅くらいで、なが~く折りたたんでいきます。
(ななめに折りたたむと、長さが出ます。)
それをヘビのトグロ状に巻きます。
これを3つくらい作ります。
巻いたヘビ新聞紙を炭の下に置きます。
ここ重要です。
炭の下ですよ!
下におくことで、
この後、風を送るのに煽ったときなど、燃えカスが舞うのを防ぎます。
そして、火がついている時間も長くなります。
その上に、炭を高く積み重ねます。
(一箇所で高くです。)
今回はナラ炭と練炭を使います。
そして、新聞紙に火をつけます。
炎がジワジワと燃えて長くついていきます。
徐々に炭が白化してきます。
こ~んなカンジですね。↓
炭に炎が移ったら、風を送ります。
ここが一番大変な作業です。
元気な人はウチワでもいいですが、
裏ワザで、自転車やサマーグッズの『空気入れ』を使うと良いです。
局所的に風を送れるので、
火おこしで使う筒の代わりになります。
でも、「空気入れでシャコシャコやるのは、どうよ?
」って方は・・・
これ!↓
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) パワー送風機
お手ごろで、しかも電源を使わないところがいいッスね~!
(白キノコも買おうか検討中。)
どのような手段にしても、
炎が上がったら、しばらく放置プレイです。
全ての炭に火がついたら、
炭を広げてバーベキューグリルのスペースを均一に埋めてください。
備長炭を使う場合は、普通の炭が落ち着いたこの段階で入れます。
(備長炭は着火温度が高いので後から入れます。)
長丁場のバーベキューの場合は、備長炭を使うのがオススメですが、
一番初めから、火が最も安定するまでに約2時間かかると言われています。
やっぱり、良いです。備長炭。
しかし、手軽に終わらせる場合や少人数の場合は、
普通の炭を使うのが、コストも時間も一番効率が良いです。
(プラス練炭などの火持ちがいいものを併用するとベターですね。)
炭が白化し落ち着いたら、いよいよ焼きの開始です![]()
その7へ続く

