「iPhoneを脱獄」という言葉がよく耳しますよね。脱獄とは、
「JailBreak」とも呼ばれ、手持ちのiPhoneで非公式のアプリや機能が使えるためにApple製品の制限を解除することです。それでは、iOSの最新バージョンであるiOS14は脱獄出来ますか?
本記事は、iOS 14の脱獄ができるかを検証していきます。また、大切なデータを失うことのないように、脱獄前にiTunes/ITnues以外のソフトを利用して、iPhoneのデータをパソコンにバックアップする方法を紹介します。
パート1:最新のiOS 14を脱獄できますか?
有名なiPhone脱獄ツール「checkra1n」の開発チームは、今年9月22日にiOS 14に対応するバージョン0.11.0を公開しました。ただし、バージョン0.11.0は一部デバイスのみ対応(Apple A9チップ搭載のデバイス)となって、全てのデバイスに適用できるというわけではありません。
checkra1nの開発チームによると、AppleはA10チップ搭載されるデバイスに「新しいセキュリティ緩和」を追加した原因で、他のデバイスでもiOS 14を脱獄するためには、まだ時間が必要です。
・checkra1n v0.11.0公式ダウンロードサイト:https://checkra.in/releases/0.11.0-beta
V0.11.0でiOS 14の脱獄に対応するデバイス:
・iPhone 6s / 6s Plus / SE
・iPad 第5世代
・iPad Air 2
・iPad mini 4
・iPad Pro 第1世代
・Apple TV 4 / 4K
今はまだ未対応ですが、数週間後の対応を予定するデバイス:
・iPhone 7 / iPhone 7 Plus
・iPad 第6世代 / 第7世代
・iPod touch 7
・iPad Pro 第2世代
※また、iPhone 8 / 8 Plus / Xの対応については今後の声明で知らせします。
パート2:iTunesでiPhoneをバックアップする方法
iPhoneを脱獄する前には、まずは写真、動画、連絡先、電話帳などのデータをパソコンにバックアップすべきです。今脱獄は非常に安易なものとなりますが、公式でサポートさらておらない原因で、故障や不具合も起きやすいです。データを失うことを避けるためバックアップを勧めます。
iTunesでiPhoneをバックアップする方法:
・iTunesを起動して、USBでiPhoneをパソコンに接続します。
・iTunesは自動にiPhoneを識別して、概要を表示します。
・「このコンピュータ―iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。
・パソコンにメッセージが表示される場合、デバイスのパスワードを入力するまたは「このコンピュータを信頼する」ように求められます。
・「今すぐバックアップ」をクリックします。
パート3:iTunes以外にiPhoneをバックアップする方法
ここで、Leawo iTransferはiOSデバイス、iTunesやPCの間でデータを転送するツールです。動画、アプリ、写真、音楽、連絡先、電子書籍、SNSなどのファイルの転送に対応しています。メディア管理機能を付き、簡単クリックでファイルの編集/削除/バックアップが可能になります。iTunesのベスト代替ソフトとして使われているが、iTunesより多い機能があふれています。
ステップ1:iPhone をパソコンに接続
「Leawo iTransfer」をインストールして起動します。USBケーブルを使って、iPhone をパソコンに接続します。ソフトは自動にiPhoneを識別して、概要を表示します。
ステップ2:転送したいファイルを選定
iPhoneの各ライブラリが左のサイドバーで表示されます。ここで、カメラ写真を例として、バックアップする方法を説明します。
「カメラ」ライブラリを選ぶと、iPhoneの写真が右側に表示されます。写真を選定して、右下にある転送ボタンをクリックします。
ステップ3:保存先を設定
保存先を設定します。「今すぐ転送」ボタンをクリックして、バックアップが始まります。