念願の歌舞伎座での歌舞伎鑑賞。
ようやく実現しました。
昼の部、夜の部、それぞれ別の日でしたが、何とかチケットが取れました。

まずは昼の部
こちらはツアーで鑑賞。席は1等席でしたが、2階席。花道の上の方でしたので、舞台全体はよく見えますが役者さんの顔はあまり見えません。
オペラグラスは幕間に調達。


まずは右團次さん演じる『高時』に始まり、錦之助さんと獅童さんによる『西郷と豚姫』、海老蔵さんの『素襖落』、最後が海老蔵さん勸玄くんの『外郎売』。


昼の部のメインは勸玄くんの外郎売の早口。あんなにおっとりした雰囲気なのに、いざ舞台に立つと、堂々としていて、早口だけでも大変なのに、その台詞に節を付けてる❗️とても6歳とは思えない。
ふとした時に傍に立つ海老蔵さんを見上げで口元が緩むところは可愛らしかった。



獅童さんのお玉さんも良かったです。獅童さんと言えば、立役が映える役者さんですが、女形もチャーミング。

海老蔵さんは、一度舞台に立つだけで、纏うオーラが違う。
言葉では表せない独特なオーラを感じます。


右團次さんの高時もステキでした。
天狗と一緒に踊らされる田楽。すごいんです。

古典を観たいと意気込んでいて、はて、私には理解できるのか?と不安もありましたが、イヤホンガイドもあるし、7月大歌舞伎の冊子もあるので、あらすじも理解できました。



内容は昔学校で習った国語や歴史の授業に出てきたなっていう人物のお話。

素襖落は狂言で出てくる太郎冠者。

役者の皆さんが身に付ける衣装の華やかさや舞台の技術、浄瑠璃や三味線など、一つ一つが素晴らしかったです。

まさか、この日の夜から海老蔵さんの声が出なくなってしまうとはつゆ知らず、初めての歌舞伎座、歌舞伎にドップリと浸かっていたのでした。

夜の部は続きます…