愛すべき同級生。
こんにちは!
Biancaです!!
今日は、春物の洋服が大量入荷してきました。
ワンピースやジャケット、ストールなど、
什器がめいっぱいになってます。
まだまだ寒いですが、春物の準備を始めてみてはいかかでしょうか?
あとで、一部UPしま~す!
毎日、ブログ書いていると段々ネタがなくなってきました。
(書くべきは、雑貨紹介であって決してネタではないはず。)
そう毎日面白いことも起こりません。
そこで、今日は私の愛すべき同級生のお話を。
愛すべき同級生はたくさんいますが
この人は、ちょっと異色でした。
私の友人の多くは彼を知っています。
会ったことはないですが。
それだけ私が彼のことを話しているということです。
彼の名は、
はーげ。(誰や?出た!言うたんは!!)
もちろん、あだ名です。
実あだ名なので、本人もしくは同校の人にはわかるかも?
字で書くと何かちょっと違うイメージです。
ハーゲ?
いや、
はあげ?
どうでもいいや。
なぜこんなあだ名になったのか?
答え:知りません。
小学校から同じ学校で、その頃からこのあだ名でした。
別にハゲているとかいじめられてるとかではないんです。
愛情込めて、はーげでした。
中学3年ではーげと同じクラスになりました。
背は、男子の中で一番小さくてちょっと小太り。
小太りと言っても、柔らかそうなプニプニした感じです。
顔は、雪のように色白でツルツルのお肌。
髪は、細く色素の薄い天然パーマ。
男子は全員丸坊主でした。
でも、はーげは細く色素の薄い天然パーマでした。
そして、はーげの一番の特徴。
それは、
声。
その頃の男子はほぼ全員、声変わりしてました。
でも、はーげは全くでした。
声変わりどころか、すごい高い声で
女子と比べても、1オクターブ高い声でした。
ここまでで、はーげのイメージ画できてますか?
今ひとつ・・・な方は、
「天使」をイメージしていただければ、遠くないと思います。
そんなカワイイはーげを、放っておくことができなかった
我らが女子チーム。
休み時間には、
「はーげー!」と黄色い声で追いかけ回していました。
追いかけられると、逃げるのは動物の性ですか?
はーげもいつも逃げてました。
ある日、追いかけられすぎて疲れたはーげ。
追いすがる女子チームを振り切れないと知り、こんな行動にでた。
教室の黒板のところまで行き
おもむろに黒板消しを2個両手で掴み
汚れている方を、女子チームの方へ向けながら
「お前ら、やめろや~~~~」←1オクターブ高い声で。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
しばしの沈黙の後、死ぬほど笑いました。
黒板消しは、はーげにとっての武器だったんでしょうな。
精一杯、虚勢を張って
「お前ら、やめろや~~」と言ってみたものの
声に迫力がないもんだから、天使の叫びみたいになってます。
中3のクラスは、みんな仲良しでした。
クラスで何かするって時には、一致団結しまくってました。
運動会の時もそうでした。
クラス対抗リレーがあり、男女分かれてリレーをします。
女子はどのクラスも似たような感じですが
男子は、うちのクラスがダントツでした。
アンカーの子が陸上部のエースでした。
その子は、走るのもすごく早いんですが
当時の3段跳びの日本記録保持者でした。
なので、アンカーの前まででビリだったとしても
最後でトップになることが出来ました。
なのに。
なのに。
運動会直前に日本記録保持者、足をねんざしました。
ひどい怪我ではなかったそうですが、そこは陸上部期待のホープ。
運動会なんて出てる場合じゃないとのことで
顧問ストップがかかり、見学になりました。
1人休むと背の低い順に補充されるルールでした。
この場合、補充されたのは、
はーげ。
ルールだし仕方ないんです。
でも。
でも。
めっちゃ、おっそい~~~!!!
しかも、補充ってことは2回走るんですよ。
ま、結果はご想像通り。
ビリでした。
許さん
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では、新入荷の商品のご紹介です。
以前もご紹介したATELIER EQUALさんのお洋服が新入荷です。
こんな、フード付きジャケット ¥6825 や
こんな、ワンピース ¥6195 や
こんな、ワンピース ¥5880
など。
全部ご紹介出来てませんが、どれもナチュラルなテイストで
すごくカワイイです。
今からなら、重ね着をして着ていただけます。
素材は、綿100%や綿麻になります。
他、サロペットやスカートも入荷してます。
ぜひぜひ、ご覧になって下さいね!
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20歳を数年過ぎた頃、中3の時のクラス会をしようという話が出ました。
連絡のつく限り手を尽くした結果
卒業以来会っていない子もたくさん参加してくれました。
JR三宮駅で、待ち合わせ。
卒業から10年くらい経っていて、
全く会わなかった子は、わかるかなぁ・・・と不安半分、期待半分。
見ると、ホントに誰???って子もいます。
揃ったところで、居酒屋へ。
その、誰??って子。
はーげでした。
え”~~~~???
あの、あの、はーげ???
うっそ~ん!!
ってくらい、別人でした。
一番小さかった背は、170cmの私(デカッ)が見上げる程になり
雪のように真っ白だった肌は、黒く焼け
プニプニしてかわいく小太りだった体は、ガッシリしていました。
そして。
あの、
高い声。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
野太ーーーーーーーーーーーーーーーーい声
になってました。
あまりの驚きに、私が昔のはーげのような声になりました。
(キモイですか?そうですか。)
卒業後の話から、今の仕事の話になり
はーげは、「新幹線を造っている」と言います。
「へぇ~、そんな仕事もあるんやなぁ。」
と、変な感想を口にする私にはーげは言いました。
「新幹線ってどうやって運ぶか知ってる?」
あ、そっか。
新幹線って線路の上で作ってるわけではないか。
「線路でじゃないの?」
それでも、こう言わずにいられませんでした。
新幹線は作られると、夜の交通量が減った時に普通に
道路を使って運ぶんだそうです!
知らんかった。
「で、新幹線って長いから角とか曲がるの難しいわけ。」
と、はーげ。
そだよね。
角曲がる時って何度も下がって前行ってと切り返しまくってかなきゃ
ダメなんだね。時間かかりそだね。
「だから、角に来たら
その角、壊して曲がるねん。」
???????????
!!!!!!!!!!!!!
マジか?!はーげ!!
アンタ。
見た目だけやなくて、
完全に
悪魔になっとるやないかぁぁぁぁあぁl!!!
writer kei