おはようございます
アカデミー賞の発表も終わったところで、私も1~2月に見た映画をまとめてみました。
まずは、アカデミー賞作品賞に輝いたグリーン・ブック。
腕っ節ばかりが強い白人運転手と、黒人のお高い天才ピアニストの友情物語。
グリーンブックとは、1960年代まであった、黒人が泊まることが出来る宿のガイドブック。
幅広い人に受け入れられそうな作品だったけど・・・・
私がいいなと思ったのは、ビールストリートの恋人たち。
家族の尊さと純粋な愛・・・魂が震えるような物語でした。
(お母さん役のレジーナ・キングが、助演女優賞を受賞してます。)
もう一つ、良かったのは、家へ帰ろう。
アルゼンチンに住む足を悪くしたユダヤ人のお爺さん(88歳)は、娘達に老人ホームに入れられそうになるが、逃げるように家を出て、70年以上会っていないポーランドの親友に会いに行く。
というお話。
悲惨な戦争で傷ついた人たちの心が、ふっと軽くなる瞬間っていいなぁ。
70年間帰らなかったわけを想像できる人は、きっとこの作品を丸ごと理解できるのかも。
笑いあり涙ありの、とっても素敵な作品でした。
「戦争は恐ろしいもの」「悲惨な体験を語り継いでいかないと」・・・というのも大事かもしれないけど、
同時に、違った方向からのアプローチも必要なんじゃないかな。
そのヒントがこの映画の中にあるような気がしました。
これはちょっとネタバレですが、ユダヤの方は歴史を忘れないという意味で親や祖父母と同じタトゥーを入れる若者も多いとか。
興味深かったのは、ともしび。
70歳を超えた女性が、孤独感や喪失感に苛まれる物語(^^;;
それがどんなに辛くても、生きていかないといけないという地獄(^^;;
唯一の救いは、この女性が水泳が出来るくらいの健康状態だってことかな(^^;;
映画はいろんな価値観に触れることができて、学ぶこともいっぱい。
それが楽しくて、ついつい映画館へ
そういう意味でも、ビールストリートの恋人たち、家へ帰ろうは学びの宝庫でした。
ビールストリートの恋人たち(予告編)
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