術後補助化学療法が9月から開始する事が決まりました。

よしっ♪頑張るぞっ!


と気合いを入れつつふと考えたことが。


手術前の化学療法を受ける際
当時の内科主治医から

「抗がん剤を使うことで悪い細胞はもちろん正常な細胞も殺してしまうことになります。もしこの先妊娠の可能性があるなら今、正常な状態で卵子を保存する方法もありますよ。」

と卵子保存に関する提案がありました。

ただその時は早く治療を開始することを望んだので、主治医からの提案は断ることにしました。


そして、手術を受け…


手術で癌はとれました。
ただステージはⅣという現実からは逃れられず

来年は元気かな?
再来年は何してるかな?
5年後も明るく楽しいかな?

と考えてしまいます。

いい方向にも
悪い方向にも


未来を考える時


昔なら
老後はどこに住みたいだとか車は宙に浮いてるかとか(小2か)
遠い遠い未来のことを考えていました


でも、胃ガンが分かってからはあまり遠い先の事を考えることはなくなっていました。

後ろ向きというわけではなく

確実に楽しく生きるために

確実に出来る目標を立てることにしたのです。

だって、楽しく生きなきゃね♪
人生いっかいきり!


かなり前向きになったびーたん


かろうじて女として産まれた
28才独身


周りを見渡せば友達はみんな結婚、出産、子育てを経験しています。
友達の子供と遊ぶのが何よりの楽しみです。


それが自分の子供だったらなおさら楽しいだろうなー。


子供かぁー。


欲しいなぁー。


そんな気持ちになっていました


ただ相方がいないのが悲しいですが(TT)


そんな時に聞いた術後の化学療法開始



抗がん剤で正常の細胞も巻き添えを食らうのなら
今、残ってる赤ちゃんの候補生たちはどうなるのだろう?



もともと子宮内膜症と多嚢胞性卵巣を持っているびーたん

数少ないびーたん候補生たちを
無駄にしたくない


そんな思いが強くなり
術後補助化学療法の前に


以前内科主治医が言っていた卵子保存をしようと決意


不妊治療をしているところなら卵子保存してくれるだろうと思って家の近くの産婦人科へ行ったのですが


独身女性への卵子保存はやっていない
と断られ…


それをやっているという病院に行くも

うちでもやっていない
と断られ…


ただ、東京の本院ならやってるかもと連絡先を渡され連絡してみると

大阪の医院に聞いてみましょう。
ということになり


先生からやりますよ。と。


あ、あっさり。


1ヶ月間毎週通院し、排卵誘発剤を飲み


無事に採卵日を迎えることが出来ました。
採れたびーたん候補生は2個
冷凍凍結され半永久的に保存出来るそうです。


いつか
近い将来に君に再会できますように…

それまでは少し寒いかもしれないけどおやすみなさい


びーたんのワガママなのかもしれないけれど後悔しないために選んだ

卵子保存

必ず再会するんだ!とまたひとつびーたんの生きる源になった気がしました。


そんな思いを背負って
翌日から快気祝いの沖縄旅行へ


めっちゃ楽しむやん♪

不良癌患者(-_-;)



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