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 この「半夏生」はんげ‐しょう をいつものように大辞泉で引くと次のように説明されています。


 雑節の一。
 太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目.7月2日ごろにあたる。
 このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。とあります。

 もう一つはドクダミ科の多年草の事を言うようですが、ここでは1.の季節に絞ります。

 さて、冬の冬至の際には「冬至かぼちゃ」と言って、冬の野菜の少なかった16世紀ころ、カンボジアから渡ってきたと言われる「かぼちゃ」を栄養源にしたとのことですが、この夏至のころには何かあるのでしょうか?

 この7月上旬は、梅雨も後半となり農作物を育てる上でひとつの目安になる時期です。
 そのため、各地では様々な行事や風習があります。
 そのひとつに関西地方ではタコを食べる習慣があるようです。
 これは、作物がタコの足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願する意味が込められているようです。
 そのタコにはアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれており、この蒸し暑く疲れやすい季節の栄養源になるとのことです。 また、讃岐地方では、この半夏生にうどんを食べる習慣があるようです。
 そこから7月2日は「タコの日」と「うどんの日」になっています。
 しかし広島県の三原市は瀬戸内有数のマダコの産地で、ここではタコの足は8本から8月8日を「タコの日」と定めていてタコの供養祭などが行われます。

 先日、この季節にやはり「タコ」と思い近くのスーパーへ出かけて見ると、モロッコ産でも“高い”驚きでした。
 皆さんが半夏生を知っていて品薄かなと感じた瞬間でした。
 タコは西の明石に東の佐島と言われますが、私の一番はやはり「日間賀島のタコ」です。

 ここで一句、「半夏生 ハサミでさばく 日間賀タコ」    あゝまた愚作!