9/30 講義のまとめ
インターネット概論と歴史
インターネットが誕生したのは1993年である。
そこから世界のインターネット人口はどんどん増えていき、現在では
40億人を超えている。
ネットが普及し始めた頃は今よりもネット環境があまり良くなく、
インターネット使用料金もかかってしまっていた。
しかし、年々ネット回線が速くなっていき、それにつれてアクセス量も
増えていった。
携帯通信の歴史で変化の様子を見てみることにする。
1979年 [1G]運用開始アナログ方式で通話専用
通話は都市圏に限られるなど制約が多かったが、社用車やハイヤー
などを中心に自動車用の移動通信サービスとして利用された。
1985年 「ショルダーホン」の登場
肩掛け式の携帯電話であり、1Gでバッテリーやアンテナも含めて
携帯できるようになった。
1993年 [2G]運用開始デジタル方式に
デジタル化によりメールが利用可能になり、ポケットベルや
PHSが登場したのがこのときである。
2001年 [3G]運用開始それまでとは桁違いな数Mbpsの高速データ通信
が可能に
iphon3Gも登場し、通信端末からウェブ閲覧が行えるなど、
本格的なスマホ時代に突入。
2012年 [4G](3.9G)運用開始超高速データ通信が可能に
スマホで高画質な映像視聴もできるようになった。
有線通信を超える大容量通信も視野に入った。
2017年 キャリアアグリゲーションに対応した4Gサービス開始
複数の電波による通信を同時利用することでより高速なデータ通信
を実現する技術
数百Mbpsの高速通信時代がスタート。
2020年 [5G]運用開始予定2017年に仕様策定完了し、2020年に
運用開始予定
10Gbpsの超高速通信時代へ。
このように携帯通信の歴史をまとめてみると、大体10年代ごとに世代交代を
経てきていることがわかる。そして驚くことに来年から5Gが運用開始予定に
なっている。今よりも100倍も速くなるらしい。しかし現在の4G回線でも
不便さはないように思える。ところが、今後は身の回りのありとあらゆるものが
インターネットに接続される時代が来ると思われている。家の中にある家電なども
ワイヤレスで通信し、使えるようになっていくらしい。そのため通信回線を
利用するデータ量の急増が見込まれるため5G回線が必要なのである。
こうしてインターネットが利用しやすくなっていくとともに、アクセス量も増え、
世界に情報が溢れかえってしまう。今の時代は江戸時代の人が得る一生分の
情報を1日でGETできるらしい。しかし、多くの人がその情報をさばく能力が
ないのである。私たちには必要な情報だけを取捨選択する能力が必要だ。
これからの時代は小さい頃からインターネットについてよく知ることのできる
機会を増やしていく必要があるのではないかと思った。インターネットの
進化によって私たちの生活はどんどん変わっていくだろう。その中で新しい
問題点もたくさん出てくるのではないか。新しい技術と上手に付き合って
いかなければならない。また、そんな中で世界の半分弱はまだネットを使うこと
ができないことを知った。世界中の人たちが平等に便利な暮らしができるように
なるように先進国と呼ばれている国のサポートが必要であると考える。
どんどん進化するインターネットについてしっかり理解するようにして、
便利で幸せが広がるような世界になったらいいなと思う。