大原漁港からは車の少ない道を通って国道１２８号線に出ます。が、国道を走るのはほんの少し。浪花駅入口交差点を左折します。するとこれまた交通量のあまりないルートを走れます。
海に突き当たる一角に小さな集落があり、さらに海に突き出るような感じで岩船地蔵尊が建っています。
小さなお堂ですがいい雰囲気です。
この集落の人たちを守ってきたお地蔵様達。いいお顔です。
岩船地蔵尊をあとにして御宿へと向かいます。ここから御宿までは道なりに行って突き当たったら左折すればいいだけ。もう迷うことはありません。
道沿いに何かの看板があったので自転車を止めて見てみました。道路から少し海側へ入れるスペースがあったので行ってみます。
ひょいと目を右に転じると・・・
ドーン！！
うひゃあ！こりゃあ絶景じゃあ！
断崖絶壁が連なってる
マジ！？ これはスゴイ！
房総半島にこんな場所があったのか
看板には釣師海岸と書いてありました。
セルフタイマー使って自分も写真に収めとけば良かったと後悔しました。
しばらくダホンを走らせているとまた小さな看板を発見。
んー、なになに、入口から約100ｍ先に素掘りのトンネルがあり云々！？
・・・素掘りのトンネル！
これは行くしかないでしょ。
でも道はえらく細い。しかもダート。これではダホンには乗れないので押し歩きすることにしました。
ぬかるんでいたりして結構すべります。ちょっとした秘境探検気分。
注意深く足元を見ながら進んで行くと、なにやら空気の流れが変わってきたような感じ。
背の高い草に囲まれて今まで動かなかった空気が、前方に吸い込まれるような流れに変わったと思いふと顔を上げると・・・
出ました！
房総半島名物素掘りトンネル！
おおー、いいねえ。
素掘り感たっぷり！
反対側の開口部
素掘りのトンネルは味わい深い
そういえば、素掘りトンネルの先には小浦海岸ってとこがあるって看板に書いてあったっけ。せっかくだから行ってみよう。
えっちらおっちらダホンと共にダート道を奥へと歩いて行きます。
行き止まり・・・
海岸へと降りれそうな獣道らしきものがありましたが、水たまりもあってぬかるんで滑りそうなので残念ながら降りるのを断念。サイクルシューズって意外と滑りますからね。波の音が近くで聞こえてるから海岸はすぐそこだとは思うんですけど。
帰り際にもう一枚。
御宿に向かう途中にまたまた気になる看板を見つけたのでそこにも行ってみました。
景勝地 大波月
当然ダホンもいっしょ
ここも押し歩きで行きます。道が悪くてとてもじゃないけどチャリに乗って走るなんてことはできません。
岩場の上に出ちゃいました。砂浜に降りられるルートはありましたが、ここも滑りそうなので行くのを断念。こんなとこで怪我したら洒落になりません。
御宿海岸到着ー！
海も砂浜もきれいです。南国風な雰囲気。海岸っていうよりビーチっていうほうがいいかな。
ＯＮＪＹＵＫＵ ＢＥＡＣＨ！
ここは童謡の月の砂漠のモチーフになったそうで、ONJYUKU BEACH !には二頭のラクダが砂漠を歩いている感じのモニュメントもありました。
それにしても今日は予想外に歩きました。お腹ペコペコです。
駅近くの定食屋さんに入り、まずは新鮮な魚をつまみに生ビールをグビッと。
くぅ～！ビール旨い！魚も旨い！
今回はここでポタリング終了です。もちろん帰りはＪＲ御宿駅から輪行で。
次の電車まであと一時間。少しゆっくりできそうです。
てことで、ご主人、生ビールもう一丁！
読んでいただきありがとうございました。
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今回走行データ
使用自転車：ダホンviscP20
走行時間：３時間４４分
走行距離：58.34ｋｍ
ＡＶ：15.5ｋｍ
Ｍａｘ：33.5ｋｍ