このブログの続きです♡↓
弟妹が産まれて、自分に念願だった兄弟が出来て、嬉しい!!!!!と感じたのと同時に「ヤバイ・・・取られる」と不安や恐怖を感じたのは小学3年生の頃。
そんな子供の頃の気持ちは
大人になってすっかり忘れていたのですが・・・
大人になってから県外で暮らしていた妹が、私の住んでいる地元に戻ってきたのが今から約4年前。
それからはたまに一緒に出掛けたり、
妹がうちに遊びに来たり、
私の夫や子供達とも仲良くしていました。
夏休み中、子供たちとチルする🤞
そんな矢先に妹が付き合っていた彼との子供を妊娠して、すぐ近くで結婚生活を送るようになった!
子供が産まれてからは家族同士で遊ぶこともあった♡
そんな外側の変化の中で、まるでグラデーションのように、妹との関係(目に見えない部分)もまた変化していきました。
それが顕在化したのが、地元に戻ってきてからずっと髪を切りに来てくれていた妹から美容室の予約がキャンセルになった日のことだった。
「ごめん、今日眠いから行けない」
確かそんな内容だったと思う。
直前のキャンセルで正直イラッとしたけど、ノートして「大切にされなかった!もっと大切にして欲しい!」という思ってる自分に気づき、「姉妹だし、きっとお姉ちゃんに対する甘えもあるよな〜。甘えてくれてるならそれも大切にされたってことでいいや♡」ということに設定変更した。
その後、妹には「体調不良とかは全然仕方ないけど、大事な予約枠だから直前のキャンセルは出来るだけ無しでお願い🙏」と伝えた!
この出来事をキッカケに、妹が私から離れていった。
これは様々な出来事を通して私もそう感じていたし、妹本人も自覚の上でそうしていたと後々教えてくれた。
それまで当たり前に繋がっていたSNSでも、気づくと相互フォローが外されていた。
「何でこうなっちゃったんだろう!?」という思いもあったし辛かったんだけど、こうなってみてすごくすごく湧いてきたのは
なんで?いつもこんなに色々やってあげてきたのに、恩を仇で返しやがって!!!!!
という気持ちだった。
そのキャンセルの日以降、妹と離れていた2年近く。何度も何度も何度も思ったこと。
感謝して欲しいからやったわけじゃない。
だけど、麻由は私の気持ちを何も分かってない。
どれだけ大切にしてきたか、どれだけ愛を注いできたか。
何も分かってないから平気でこんなことをするんだ!!!
何度もノートした。コツコツ設定変更したことも沢山あった。その度に、確かに少しずつ色んなことが軽くなっていった。
だけど、何度も揺り戻すそんな気持ちに自分自身でもゲンナリしていた頃・・・
突然思い出したんです‼️
小学三年生の頃に感じた、あの不安と恐怖を。
私よりずっと背が高くてモデルみたいな人!なのにボケ担当で面白い人😂
「ヤバイ・・・取られる」これ、双子に対してというよりは妹に対して思ったことだったんです。
ずっと一人っ子で、身近な従兄弟たちも男の子ばかりだった私は、自分の周囲に同じように可愛がられる女の子が居なかった。
そこに自分すら「可愛い〜〜〜嬉しい〜〜〜」と感じる女の子がやってきた。目の前では今まで私だけに手を掛けてくれていたお婆ちゃんもお母さんも、赤ちゃんのお世話に夢中。
私だって念願のお姉ちゃんになって嬉しくて、自分も育児を手伝いたい!!と思っている。し、実際いっぱい手伝わせてもらった❣️
その傍らで、自分の価値が無くなるんじゃないか?っていつもどこかに不安な気持ちがあった。
だからこの頃からものすごくしつこく、口癖のように何度も何度も母親に「ママ、由妃のこと大好き?」って聞くようになりました。
仏頂面の由妃と母、そして見切れる父。笑
子供の頃のそんなプロセスの中で、私の中に「妹=奪う人」という設定が出来たことに気がついたのです。
その瞬間、妹との間に起きたすべてに納得した。
あれだけ来る日も来る日も二年間悩み続けたことの全てが、一瞬で解決して霧が晴れたようだった!!
妹が問題なんじゃないわ。
常に妹に対して奪われたという視点で見ている私が居たんだもの。そりゃあ辛いわ・・・
妹に感謝が無いんじゃない。私が、妹に何かしてあげた後にわざわざ「感謝を返してくれない!」という見方をしてきたんだ。
実は一連の件で何度も、
「大切とは?」「愛とは?」の設定変更もしてみたんです。
それでもこと妹に対しては全然上手くいかなかったのは・・・
土台・大元にある設定が「妹=奪う人」だったから
それは子供の時、自分の価値を守りたかったからなんだよね。
妹のことを“奪う人”にしておけば、注意深く見張って大切なものを取られないように気をつけることが出来る。そうやって自分を守ろうとしてきたんだ。
ごめんなさい、ありがとう、許してください、愛しています。
数年前の末っ子と妹の子供。うちの子供達に従兄弟を、私と夫に姪っ子を経験させてくれたのも妹だ♡
今の私は、もう何も奪われないことを知っている。自分の価値というものが消えたりしないことを知っている。
そして本当の願いはシンプルに「可愛くて大好きな妹と仲良くしたい」だったんだ。
(これは妹と離れている間、何度も何度も出てきた願いだった。それなのに真っ直ぐその願いに注げなかったのは、やっぱり大元の設定が変だったからなんだよね〜)
このことにノートで気づいた時、当たり前だけど全く状況は1ミリも変わっていなかった。
それでも私は自分の中だけで、
妹と仲直りする世界を創ることが出来た♡
具体的には、子供の頃から妹に与えてもらったものを拾っていくことだった。もう今後仲良く出来ないとしても、それだけで十分だと心から感じた!!
きっと妹と出会ってからの二十七年間に与えられたものは、これから真剣に拾っても拾っても全ては拾いきれないほど在る。そう分かってしまったら、もう本当に十分だな〜と思っちゃったんだよね。
NEWノートは聖域と繋がるノートの新作♡
妹と弟が産まれてから、一緒に遊んでもらったこと。
私が初任給で二人にプレゼントしたこと。
(これもずっと「私が買ってあげた話」だと思っていたんだけど←おこがましい。反転して「買ってあげたい♡」と感じられて実行出来たことが嬉しかったんだよね〜。させてくれてありがとう!だった。)
この時期、小さなことをいっぱい書いた。
その後です。妹との現実の関係も大きく変わったのは♡♡
出来事などは長くなるのでここには書きませんが、
妹から直接あのキャンセルの日からのすべての気持ちを聞くことが出来た。
心のこもったプレゼントとともに手紙まで頂いた。
まさかこんなことが起きるなんて・・・ほんのちょっと前までの私が聞いたら信じられないだろうな〜と思う
母の病気のケアも協力し合えて居てくれるだけで私の安心になっているし、今年のお盆は(その後妹は再び家族と県外に引っ越しています!)家族と離れて一人帰省して、一緒に楽しい時間を過ごしてくれた♡
自分の見たい世界を見るって、やっぱり素晴らしいです♡
それはすべての人間に与えられた自由。
自分一人の領域で出来ることなんだ。そして必ずといっていいほど、やっぱり背景も変わっちゃいます!
「妹=奪う人」を握り締めてきた27年間も、それはそれでモヤモヤしたり感情大爆発!してみたり、彩り豊かで幸せな人生だった。
幸せって、ポジティブな感情を感じることじゃない。
幸せとは、“生きて感じる”そのもののこと。何を感じたかによるものじゃ決してないんだよね。
泣いていても、怒っていても、鬱でも、大笑いしていても、ほっこりしていても、すべてすべてすべて対等!!!
その上で、何を感じて生きていきたいか?を選ぶ自由が在る私たちは本当にラッキーな存在だ♡
「奪う妹」を持つことも、
「与える妹」を持つことも、
どちらも間違いではないし正解でもない。ただただ、あらゆる視点があってその中のどれかを自分自身が選択しているだけなんです。
本当にシンプルな“事実”に対して、どういう意味を与えるか?という選択を。
私の人生においてはとっても大切な変化変容でした。
私がどう在りたいか?その糧になってくれた妹の存在に、心から感謝です♡