今朝さきこさんのブログを読んで、
「アンパンマンミュージアム!懐かしい〜〜!!」
って、家族で行った思い出が蘇りました
うちの子供達は現在
お兄ちゃんが8歳、妹が5歳。
子供達が「アンパンマン大好き」だった頃から、かれこれ5年も経っていることに気がつきました。
お兄ちゃんが喋り出した頃、
「アンマンマン!」って嬉しそうに
何度も何度も言っていた記憶があります。
そしてお兄ちゃんが4歳の頃、
家族で仙台アンパンマンミュージアムに行きました
さきこさんの記事を読んで、
その時のことを思い出したんだけどね。
すごく楽しかった思い出だけど、
ちょっとだけ切ない気持ちになりました。
それは、当時のこんな気持ちを思い出したから。
他のママには負けたくない。
私の中で「子供をアンパンマンミュージアムに連れて行くこと」は、一つのステータスでした。
私の住んで居る青森から仙台は、
比較的行きやすく(車でも新幹線でも!)
家族でプチ旅行に行く人も多い場所。
中でも当時アンパンマンミュージアムは比較的新しく出来た施設で、周りにも家族で行ってきたことをSNSに載せている友達が、結構居たんだよね。
私もそれがやりたい!と、心底そう思ってました。
「私も家族で楽しんでいるところを、見せつけたい。」
「私も子供を連れて行ってあげてる自分を、見せつけたい。」
もうほんっと、誰に?って話ですよ。
外側からの目線じゃなくて、私の「目」で、この光景を見たかったなぁ〜と思うのです。
でも私は本気で「世間にそれをアピールしたい!」と思っていました。そうすることで"価値ある自分"になれる気がしたんだよね。
当時私が目指していたものって、
「若いけどしっかりしたママ!」
「若いのにに頑張るママ!」
「世間的に見て幸せそうな家族」
そんなような「私の姿」だったんですよ。
やたらと「若い」が出てくるのは、若くしてママになった自分に劣等感があったんだよね。「子供た子供を産んだって思われたくない!」「(若い親だから)あの子は可哀想って言われたくない!!」って、真剣に思ってた。だからお兄ちゃんを産んでからの数年間は常に戦闘モードでした。
世間的に「幸せそう」なら、きっと認められるはず。
答えのないそんな思い込みに駆られて生きてましたねー。しんどかった!!
だからあの時行ったアンパンマンミュージアムは、ちょっぴり切ない思い出です。
何が切ないて、子供たちと過ごした楽しい時間、その中で感じたはずの沢山の気持ち。それを取りこぼしてしまったことです。
「アンパンマンミュージアムに行ってる私を見せつけたい!」
がこれくらのサイズなら・・・
「子供たちが大好きなアンパンマンに会わせてあげたい私、この子達をアンパンマンミュージアムに連れて行きたい!!」
これくらいのサイズで存在していた
私の心が素直に感じていたこと。
もしその素直な思いで行っていたなら、
きっともっと楽しい時間だったのだと思います。
でもね、同時にこれも思うんだけど。
それじゃあその当時がダメだったかと言ったら、そうではない!と。
「あの頃の私はアホだった」とは思いますが
「あの頃の私はダメでした。」とは思わない。
あの頃はあの頃で一生懸命で、あの頃はあの頃なりの楽しみ方をしていた。
ただ、それだけだなー!って。
本当に、ただそれだけ!なんだよね。
「あの頃の頑張りがあったから!!」って美化する必要もないし、かと言ってけなす必要もない。
昔の自分はそうだった。
今の私はそうじゃない。
より自分が「好きだな」と感じる人生に近づいただけ。
たったそれだけで、当時から価値は何一つ変わってないのに、今の方が豊かだと感じている。
そういえばね、「アンパンマンミュージアムで勝ちたい!」と思っていた頃。
今度はディズニーランドで負けていました。
「ディズニーランドに行って来ました」って投稿に、ムカムカ・ヤキモキ!してたよ。
「うちよりも、遠くてお金掛けた場所に子供を連れて行ってるー!」
「うちよりも、幸せそうに見えるー!」
ムキーーーーーー!って。
そして意地でディズニーランドに行ったら今度は、海外旅行に負けました。
果てしない・・・終わりのない戦い。
今となっては「ずいぶん苦しいことが好きだったんだねー!」って話です。
それを全て辞めてから、
毎年ディズニーランドに行けるようになりました。
背景が変わったよ。
ディズニーランドは元々本当に大好き!なんです。
私が。そして特に・・・夫が。
園内の周り方とか、ファストパスの取り方とか、めちゃくちゃ詳しいのです!! 笑
そして恒例となったディズニー旅行。去年は子ども達二人の誕生日(二人して五月産まれなんです!)に、さらに五月産まれの母も連れて行くことが出来ました。
現地で合流した弟・妹も一緒に・・・♡
お母さんwwwww
ステラルーも買えたね♡
末っ子が産まれて、2週間が経ちました。
きっと1、2年したら「アンマンマン!」って言い出す事でしょう。多分。
その時に「子ども達と行きたい」って思ってアンパンマンミュージアムに行ったなら、きっと昔感じた事とは違う事を感じるんだろうな。
誰に「良い母親」って思われなくても、
誰に「幸せな家族」って思われなくてもいいから、
自分が、自分たち家族が「幸せ〜」と感じる生き方を追求していきます。