日本の山陽・山陰を合わせた地域を"中国"と呼ぶ歴史は非常に古く、少なくとも千百年以上の歴史があるそうです。


(以下紛らわしいので青字で中国→山陽・山陰地方赤字で中国→シナとします)


ソース

http://www.tamacom.com/~shigio/defend/chinaischina-j.html


一般に日本人がシナを「中国」と呼び始めたのは戦後の事ですから、まだ60数年の歴史しかありません。また「中国」と呼び始めた時点で、中華民国(建国1912年)はまだ三十数年の歴史しかなく、中華人民共和国(建国1949年)に至っては存在すらしていませんでした。

ということは、千百年以上も在り続け、使われ続けて来た日本国内の由緒正しい地名を脇に押しやって、海外にある新興国の略称を優先させていることになります。なぜこんな不自然な事が起きてしまったのでしょうか?

すべては外務省の通達から

事の始まりは、昭和21年(1946)の外務省が出した通達です。当時連合軍の管理下にあった外務省は、東京都内の主要マスコミに対して「支那」の使用をやめるように通達しました。

驚くべきマスコミの力

それにしてもマスコミの力は絶大でした。ありとあらゆるすべてのメディアにおいて「支那」から「中国」への書き換えが行われ、過去の戦争の名前までもが、例えば「支那事変」は「日中戦争」にという具合に書き換えられました。その一方で「中国四千年」「中国文明」などと、あたかも何千年も前から「中国」という国があって、日本人がそう呼んでいたかのように触れて回りました。つまり、単に国の呼称が変えられただけではなくて、歴史全体が書き換えられたと言ってよいと思います。

このような洗脳により、最近まで日本人がシナをシナと呼んでいた事も歴史から消し去られてしまいました。それでも個人の中にはいまだにシナと呼ぶ人はいるのですが、マスコミがこぞってシナの事を強引に「中国」と呼び続けるものだから、逆にシナと呼んでいる人達の方が、何か特別な意図を持った人のように思われています。

押し付けに従うのはやめよう

さてこのような理不尽な押し付けによって、日本人、とりわけ中国の人達は様々な不利益を被っています。中国は日本の地名です。戦争に負けたからと言って呼び名を強要されるいわれはありません。

「支那(シナ)は日本人だけが使った差別語でアル」の嘘

「支那(シナ)」は日本人だけの呼び名であり、中国人を侮蔑してこう呼んだのだ」と主張する人がいます。これはまったくの嘘です。「シナ」も「支那」も日本だけで使われた言葉ではないし、ましてや差別語ではありません。

『広辞苑』には、「支那」とはシナに対する外国人一般の呼称であると書かれています。このことからも、「支那(シナ)は日本人だけが使った」言葉ではない事が明らかです。むしろその呼称が世界標準だったために、日本人までが使うようになったというのが真実です。


他の国々では China をどう呼んでいるか


下記の一覧表は、世界の国々がシナを何と呼んでいるかをまとめたものです。これを見ると、国毎のなまりはあるものの、多くの国が「シナ」に基づいた呼び方をしていることが分かります。英語の「チャイナ」もシナが変化したものです。朝鮮語の「チュングク」とベトナム語の「トゥルンコック」のみが「中国」に基づいた呼称のようです。ママのひとりごと
















「シナ人はシナと呼ばれることを嫌がっている」のうさん臭さ

また「仮に差別語ではないとしても、人が嫌がる呼称をわざと使うのはよくない」などと、もっともらしいことを言う人もいますが、シナ人が嫌がっているというのも非常に疑わしい話です。上に示した通り、シナは世界中の国々からシナもしくはその変形で呼ばれているのに、なぜそれらに対して抗議をしないのでしょうか。そもそも中華人民共和国の英語名は "People's Republic of China" で、シナ政府自身がつけた呼び名です。これを日本語に訳すなら、「シナ人民共和国」になる事は言うまでもありません。

「意図的にシナと呼ぶ態度がシナを差別語にしたアル」の嘘

「支那という呼び方を変えてくれと要請したにも関わらず、日本人は変えようとせず、意図的に支那と呼び続けた。だから支那は差別語になったのだ」という強引な主張もありますが、問題外です。

本当の差別語や明らかに侮蔑している場合はともかく、相手をどう呼ぶかは呼ぶ側が決めることです。「このように呼んで欲しい」と要請をするのはいいですが、それが受け入れられるかどうかは相手次第です。それを相手が命令に従わないからと言って「差別」と決めつけるのは、やくざの言いがかりに等しい言い分です。ましてや相手が国際標準の呼び方をしているところに、ごく少数の国しか使わない特殊な呼び方を押し付けるなどというのは論外です。



よって、私達が S・I・N・A シナ と呼ぶ事も何ら悪い事ではありません。
石原のおじい様も言ってましたね「じゃ、東シナ海はどーなるんだ?」ってw