リアルなT.C.G.の世界にどっぷり浸かるイイダです。この業界(ヲタク)には、スリーブというものが存在します。カードを傷付けないようにするビニールカバーです。しかも、ソフトカバーに入れたら、さらにハードカバーにいれ、直接外側から汚れたり、埃が入らないようにするのです。コストは、
カード本体1枚+ソフトスリーブ1枚+ハードスリーブ1枚
50円+ 2.1円+ 4.2円=56.3円
なのです。このたった50円のカードに6.3円も投資するには理由があります。カードにはレアリティという出現率がありまして、C(コモン)・UC(アンコモン)・R(レア)・UR(ウルトラレア)という4つの価値レベルがあります。このレベルによって、シングルカードを収集する時に値段が変わるのです。8枚入りのブースターパック(400円)には、120種類(このSETが3シーズンまで発売予定。つまり360種類)の内ランダムに入っていて、開封するまで何が入っているのかわからないのです。なので、120枚を効率よく収集するには、T.C.G.の専門店に行って1枚づつ(シングル)で購入するのです。よくパックに入っているCレベルは原価より下がり30円ですが、URはなかなか出現しないので、なんと
6580円
になったりします。さすがの4桁の価格になるURカードを収集する気はありませんが、まったく恐ろしい大人の趣味のジャンルなのだと思います。
Key Words
T.C.G.とはトレーディング・カード・ゲームの略です