うちは本家じゃないから、お盆はおばあちゃんの家に行って、お客さんとしてお墓にご先祖様をお迎えに行ったりお送りするだけだったのに、うちに仏壇を置くようになったら、急に忙しくなった。
母が亡くなったら、ますます忙しい。
でも、慣れもあり、適当に前もって準備もできるし、早めに買わないと売り切れちゃうものもわかるようになっている。
姉が亡くなった時、大学の先輩から
「悲しみは消えないけど、薄れるから」と
励まされた。
本当にその通りだ。
姉のものも、母のものも、そのままにしておきたいと思っていたし、今まで通りの生活に加え、お仏壇やお墓を守って一緒に生きていこうと思っていた、
でも、自分の生活をしていくのに必死になると、今まで通りにはならない。
これで良いような気がする。
これは悲しみが薄れて、自分の時間が前に進んでるということなのだろう。
でも、姉も母も変わらず大切だ。
目の前にいなくても変わらない何かがある。
大切な人を亡くした人が、前を向いて進めますように。
私たちが亡くなった人をずっと大切に思うように、亡くなった方達も、きっと私たちをずっと大切に思っていてくれるはず。