「うつの原因はセロトニンの不足」はビジネス医療がついたウソ
簡単に言うとセロトニン過剰のうつも普通に存在するわけで
躁転できる人たちの「うつ」と感じている症状がそのセロトニン過剰のうつです
セロトニンの不足ではなく過剰で不安定な感じがその不快感を生み出していると考えております
躁転できる人はセロトニンは常に過剰領域です
通常から過剰領域に固定なんです
セロトニン量が多いがゆえにセロトニン量が不安定になった時あの不快感が現れます
小さい波が連続しているところですね
そして大きい波が躁状態です
じゃあちょっとグラフをひっくり返します
どうですか?
ひっくり返しただけで不足のうつのグラフが出来上がってませんか?
そうなんです
過剰のうつと不足のうつは別物です
この二つの感覚を人は共有できません
ただ大きな違いがあります
不足のうつにSSRIなどを使っても過剰状態には届きません
つまり躁転なんてできないんですよ
不足の人は再取り込み口の発現を抑える力が弱いんです(SAMeが少ない)
通常の人並みの数にすることすら難しい
それを超えて再取り込み口を減らせるようなら
それはヤバイ薬です
一方、過剰のうつは最初からセロトニン過剰なので躁転が簡単にできるんです
じゃあなぜ「うつの原因はセロトニンの不足」なんてウソをつくのか
SSRIが初登場時に過剰型うつの存在に気づかなくて
たくさんセロトニン過剰のうつの人を×してしまったからです
そしてその被害者というか問題を起こしたのは
葉酸不足型の躁うつ病の患者です
葉酸不足タイプは子供のころからセロトニン再取り込み口がどんどん減っていくんです
つまり暴走時はすでにSSRIの作用を持っていたのです
過剰を過剰にされ制御不能の爆発的な躁症状を引き起こしてしまったのです
それがコレなんですよ
最近のやつは表現が甘いですがトレドミンは尖ってます
昔のやつはもっと尖ってました
薬剤師になってコレずっと見てきたのに全く気付かなかったんですが
これワイのことやんけ!
実は精神科領域で超有名じゃん!
年齢表記に騙されて気づかなかった
みんなこんなヤバイ奴と一緒に仕事してるなんて思わないだろうな
続きは続編で
あと自己治療完結しそうです
ランキングサイトに飛びますが
差し支えなければクリックよろしくお願いします