今日、「人からプレゼントをもらうと申し訳なくて。私なんかのために、と、卑屈な気持になってしまう」と話してくれた外来患者さんがいた。プレゼントもらえる価値は自分にはないと、自分を責める気持ちやらで葛藤がたくさんあるみたいだ。そのせいか疲れやすくて毎日10時間以上は寝ているとのこと。

喜んでほしいと思ってプレゼントしてくれた友達には、「嬉しいありがとう」の言葉が一番相手を喜ばせる行為だ。もらったことで負担を感じるなら、いつか自分も何かお返しをしたりして相手を喜ばせてあげればよいのだ。

無駄に葛藤することでエネルギーが失われていってしまう。

どのように物事を考えることが自分にとって一番得なのかということを意識してみましょう、という話をした。

 

しかし、それなりに長い付き合いになってくる患者さんたちで、自分の内側に意識を向けることを続けている人たちの成長はすさまじい。

彼らは、自分の内側に眠っていた純粋な子供のような喜びを発見し、ワクワクして、どんどん軽やかにハッピーになっていっている。

そのような成長に立ちあえるこの仕事をさせていただけて本当に感謝の気持ちでいっぱいで、今日も泣けた。