お香は簡単な祓い、精神的リラックス、供養など様々な用途で用いられます。人によって色々な遣り方があるので、基本的には火気の扱いに注意すれば、個々の自由な形で使えば良いのですが、

 

 巷間には迷う方もいるらしい。例えば、お香を焚いている間の通気の可否。お香は炊き籠めることが多いと思います。特定の空間の場を浄化する意味や香りを楽しむ場合には戸などを締め切って通気があまりないほうが良いでしょう。

 

 ただ、香の浄化作用を周囲に及ぼしたい場合や空間内の重い感じを香の煙とともに外に出したい場合には、通気を考えて行います。いわばケースバイケースです。厳格な決まりごとはないので、お香は自由に活用すれば良いのです。

 

 お香の扱いに関しては、行者に尋ねても十人十色で種々の見解があると存じます。故に、どの見解をとるかは直感的に良さそうと考えたもので良いのかなとも思います。

 

 試してみて良い感じでれば、継続すれば良いですし、あまり手応えがなければ変えれば良いのです。他者に迷惑をかけたり、火気の取り扱いが危険であったりしなければ、個々の遣り方でお香を楽しめば良いのです。再拝