當山の御本尊は十一面観音様ですが、それに次いでよく密供で拜むのは聖如意輪観音様です。六道では天を司るゆえ、天部の尊をよく供養する行者としては、よく拜むべき御尊格ではありますが、個人的には天台宗得度寺の御本尊様で御縁もあり、第二の御本尊様の位置づけです。

 

 當山の次第は、東密で如意宝珠と共に如意輪観音様を禮拜する為の法を傳阿様の御許可を得て台密に編み直したもの。當山奉祀の元三大師様や聖徳太子様の御本地でもあり、當山の中では重要な御尊格の一つです。私的には青面金剛様の本地(薬師如来様と共に)と考えております。青面金剛様の御加護を得ている方は拜んでおくと良いでしょう。個別の供養法の依頼は檀信徒以外でも随時受け付けております。合掌