司法の役割は法の支配を確立し、弱い立場の人達でも平等に法の利益を享受できるようにすることにあると思う。下記の記事にある福岡高裁の判決は、その役割を放棄したものと言わざるを得ない。最高裁は二審を破棄し、一審を指示する旨の判断を早期に示して、原告側に寄り添う司法を明らかにすべきだろう。