聖天様の真言を唱える回数は厳密な決まりはないのですが、3回、7回、21回、108回が一般的です。あるYouTube動画で100回未満はダメという趣旨の紹介があるようです(読者の方の指摘による)が、これは密教の行法においての僧侶向けのルールで、一般的には適用されません。
一応、当該動画を見ましたが、聖天様からの「靈言」として「100回未満は認めない」と仰っていた、と話していました。一日の合計で100回唱えれば良いようなのですが、一般の信心に関して、行者間で大枠のコンセンサスのある決まり事でもないので無視して良いでしょう。一日計100回、回数を気にして唱えるよりも、回収はそれ程でなくても丁寧にゆっくり唱えた方が良いし、聖天様も当然御嘉納されます。YouTube動画は玉石混淆なので、注意した方が良いです。疑問点は専門の阿闍梨にお尋ねください。合掌
*当該YouTube動画の内容は良いものもあるけども、行者の視点から多角的に考えても疑問符のつくものもあります。全部を否定している訳ではありません。最近はこうとでも書いておかないと色々と煩いので(;^_^A