日弁連会長選挙の投開票が9日に行われ、東弁の渕上玲子先生が当選を確実にしました。日弁連初の女性会長。法曹三者の中でトップに女性が就任するのも初となります。

 

 下馬評から渕上先生優勢と聞いていましたが、会員票だけでなく、弁護士会票も対立候補に圧倒的な差をつけた大勝利でした。東弁会派、法曹親和会からの日弁連会長は、平成24・25年度の山岸憲司先生以来(その前は平成4・5年度の阿部三郎先生)で、現職は東弁会員(会派は法友会)なので東弁出身が連続で日弁連会長を務めることになります。

 

 あと注目は日弁連事務総長人事。渕上先生は事務総長経験者(令和2・3年度の荒中会長時代)なので、どういう人選をするのかは興味があります。