毛染め剤の危険性 | 新地球人の常識

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今までの常識の延長線上に「明るい未来」はないみたいです。
今はまだ土の中にある新しい考え方(生き方)の「種」が,
もうすぐ「芽」を出して新しい常識になるでしょう。
こんな「種」や「芽」について語ります。

私は10数年前に、白髪が急に増えてきたので人生で初めてヘアサロンに行って、髪を染めてもらいました。

 

ところがその日以降、フケが出るようになったのです。

 

フケの原因は、合成界面活性剤を含んだシャンプーやコンディショナーによって、炎症を起こした頭皮が剥がれることです。

 

ですから私はそういった製品は一切使ってなかったので、フケも出たことがありませんでした。

 

フケが出たということは炎症が起きたということなので、ネットで毛染め剤について調べてみると、合成界面活性剤よりももっと危険な薬剤がたくさん含まれていることに気付きました。

 

当然すぐに毛染め剤を使うことは止めました。

 

そして天然の毛染め剤は「ヘナ」しかないことを知りました。でもそのヘナも、「天然ヘナ」と謳っていても、多くは化学染料が入っていることを知りました。

 

最終的に、シャンプーも天然で、ヘナも天然100%のものを使っているヘアサロンを探して通っています。(今はもう染めていませんが)

 

若い男性がフケや抜け毛で悩んでいたり、製薬会社がTVCMで若禿げ用のAGA治療を推奨しているのを見ると、つくづく消費者が勉強しないと、いつまでも騙されてお金と健康を搾取され続けるんだなと思います。

 

もともと19世紀から20世紀初頭に、ヨーロッパの化学メーカーが合成界面活性剤を発明して、その後いろいろな製品に利用されることになりました。

 

シャンプーも毛染め剤も、大元は化学メーカーの原料から出来ていますし、製薬会社も元々は化学メーカーから派生しています。

 

つまり同じ系統のグループ会社のシャンプーや洗剤を使って健康を害して、同じグループ会社の薬で治療する。

 

おかしなことですね!

 

以下は最近のネットニュースから見つけた記事です。

中国で毎月1回毛染めをしていた女性が肝硬変になって体が動かなくなった話です。

 

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中国黒竜江省のハルビン市に住む50代女性のチェンさんは、30代の頃に白髪が生え始めた。当時はさほど目立たなかったものの、多くの女性がそうであるように40代になったあたりからこめかみ部分の白髪が目立ち始めた。その頃からチェンさんは月に1度の割合で、美容院で白髪染めをしてもらっていたという。ところがこれが、チェンさんの健康を害する原因になってしまったようだ。

今から2か月前のある夜、チェンさんは2階にある寝室へ行こうとしたが異常な体の疲れを感じ、息切れした。そんなチェンさんを見た夫は、皮膚や白目部分が黄色になっていることに気付き、すぐにチェンさんを病院へ連れて行った。そこからハルビン市にある感染医学部へと回されたチェンさんが検査を受けたところ、血液中のヘモグロビンの分解によりできる「ビリルビン」が通常レベルの10倍以上も体内にあることが判明したのである。ビルビリンは増加すると黄疸、貧血、肝障害などが現れる。

検査したフー・リユアン医師は、チェンさんの肝臓が肝硬変のかなり進んだ状態であると診断した。原因を追究する中で、チェンさんはこれまでアルコール問題は一切なく医学カルテ上も肝臓にダメージを与えるほどの投薬経験もなかったことから、フー医師が生活習慣を尋ねてみたところ、この10年間月に1度の割合でチェンさんが染髪していることを知り、肝障害の原因が明らかになった。フー医師はこのように話している。

「染髪剤には、ニトロベンゼンやアニリンなど人体に非常に有害な化学物質が含まれています。これらは頭皮を通して体内に吸収されやすく、一旦体内に入ると肝臓により代謝されます。時間とともに、これらの化学物質は臓器に負担をかけ深刻なダメージを与えてしまうのです。肝臓を守るためにも染髪はすべきではありません。ですがどうしても必要がある場合は、植物性のものを使うことをお勧めします。化学物質の含まれた染髪剤は、使っても半年に1回以上の割合に留めるべきです。」

その後、20日間以上の治療を受けたチェンさんの体調はかなり回復したという。しかし肝臓へのダメージは取り戻せず、がんに発展する可能性があることをフー医師から伝えられたそうだ。

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