水蒸気の川 | 新地球人の常識

新地球人の常識

今までの常識の延長線上に「明るい未来」はないみたいです。
今はまだ土の中にある新しい考え方(生き方)の「種」が,
もうすぐ「芽」を出して新しい常識になるでしょう。
こんな「種」や「芽」について語ります。

今日車を運転中にラジオから、「本日南太平洋上に台風が発生しました。」というニュースが流れてきました。11月も中旬になってこんな季節遅れの台風が発生するとは知りませんでした。事務所に戻って気象庁のHPで確認すると、フィリピン南部で発生してそのまま西に移動してベトナムに向かうような進路予想になっていて日本に直接被害はなさそうで安心しました。途中で急に方向転換して北に向かわないように祈っています。

 

ところで私は以前から、二酸化炭素の排出で地球温暖化が起きているという理論に懐疑的です。各種のグラフを見ても、二酸化炭素の排出量の変化と地球の気温の変化に関連はないように見えます。しかしながら最近の異常気象は認めるところなので、結局異常気象の原因が別なところにあるのだろうと予想しています。

 

以前南極には180以上の火山があると書きました。そして南極の氷床の下には水が流れる川と、その水が溜まった湖があると書きました。どうも地球の異常気象の原因の1つは、地球内部の(といっても地表に近い部分)温度がマグマの迫り上がりによって上昇しているということではないでしょうか。まだ誰もそんなことを言っているのを知りませんが、そういうふうに思えます。

 

地表の真下の温度が上がると、一番影響がでるのは海洋の温度だと思います。日本のような北半球の中位度の海面温度が上昇していて台風がなかなか勢力を弱めない原因になっています。

こんなことをずっと考えていたら、「なるほど」という記事を見付けました。

NASAが今月1日に発表した記事で、地球の大気中には大量の水蒸気が川のように流れているそうです。ジェット気流のような偏西風の流れはよく知っているところですが、大量の水蒸気が偏西風のように地球の表面を大きく流れているのは迫力のある話です。ここに実際に水蒸気の流れを見ることが出来ます。

https://qz.com/1120503/nasa-invisible-rivers-in-our-atmosphere-cause-many-droughts-and-floods-here-on-earth/

 

NASAの記事では、過去に比べて現在頻繁に起きるようになった、旱魃・洪水の両方共にこの水蒸気の流れが原因だろうとのことです。海洋で暖められた水蒸気が大量に発生して大気中で大きな川のような流れが出来て、流れの下で洪水が起き、流れのないところで旱魃が起きるということのようです。台風もこの流れの一部と言っています。

 

過去に比べて、海水温度が上昇して発生する水蒸気の量が増えて、出来る水蒸気の川の流れも大きくなったのでしょう。それによって起きる旱魃・洪水の被害も大きくなりますね。

 

地球の異常気象は、人間の生産活動による化石燃料の排出ガスによって起きるなどという単純な話ではないと思います。もっと宇宙規模の科学現象だと思います。地球温暖化をでっち上げて儲けを企む者にだまされないでください。(ちなみに「ゴア いんちき」とググってみてください)