毎度お馴染み、
チエル・ごん・アスカでございます。
シエ×リジ小説 後半の前に、ちょっとした小話をお送り致します。
本日、朝にMrs.ケルビンより 電話を頂きまして、急遽 会う事になりました。
絵師Mrs.ケルビンは、只今、黒執事キャラのイラストを描いております。
そのイラストのちょっとしたお手伝いに行ったのですが…
その作業をパソコンを使用しながらやっているのですが、チエルさんはいつも、その作業の細かさに脱帽致します。
一つ一つの線を、何度も何度も繰り返し、納得するまで描き、バランスが悪いとか、ちょっとした違うと思ったとこを修正したり、消しては直したりと、集中しながら、頑張っておりました。
チエルさんも、元々はイラストを描いておりましたが、すっかり足を洗ってしまいましたので、力んで絵を描く事は今では出来ません。
かなりの練習時間がないと、難しいです。
主婦業とママ業との両立をしながらの、趣味の範囲を超えている絵師・Mrs.ケルビンを、改めて凄いと思いました。
Mrs.ケルビンと同様に、りんぺい穣も絵師でございます。
りんぺい穣も絵師歴が長いので、イラストを描いてと言えば、紙とペンさえあればすぐに描いてしまいます。
もちろん、イラストや漫画をパソコンを使用して描いております。
Mrs.ケルビンとりんぺい穣は、ジャンルは違くても絵師同士です。
二人の、イラストを描きあげる情熱は、一緒でございます。
頼もしい限りです。
萌えの燃え上がりな情熱は、H④+①メンバーは、凄まじいでございますが、絵師組は、それぞれ凄いです。
チエルさんは、メンバーの絵師組を応援しております。
Mrs.ケルビンは、今夜も頑張って、イラストを描いている事でしょう。
無理をせずに、頑張って下さいませ。
次は、×シエ×リジ小説・後半×でお会いしましょう。
ではでは。
久しぶりのふぉ~いん・らぶをお届け致します。
作者・チエル・ごん・アスカ
(原案協力・獄寺パラリ-ナ・銀子)
*黒祭り開催中・黒執事・シエ×リジ・ふぉ~いん・らぶ・*前編*
……シエル。
大好きなシエル。
幼い頃からシエルだけを見つめて来たアタシ。
突然、シエルの屋敷が火事になり、シエルが行方不明になってしまい、毎日、シエルを思って泣いていたわ。
それから、いつの間にか元通りになっていた屋敷にひょっこりと帰って来たシエル。
あんなに明るく、愛らしい顔で笑っていたシエルは、無口で、心を閉ざしたままだった。
それからのシエルは、執事のセバスチャンと共に、忙しく仕事をしている毎日。
アタシは、シエルの前のような愛らしい笑顔がみたい。
どうしたら、シエルの笑顔が見られる?
どうしたら、シエルを癒してあげられる?
どうしたらいいの?
どうしたら……???
「いらっしゃいませ。エリザベス様。」
「ごきげんよう、メイリン。シエルは?」
「坊ちゃんなら、只今、セバスチャンさんとお出かけですだ。」
「そう……。相変わらず、忙しいのね。」
今日もシエルを気になりつつ、ファントムハイヴ家にやって来たエリザベスは、シエルが外泊中だと知り、がっかりしていた。
メイドのメイリンに屋敷の中を案内されながら、俯きがちで歩いている。
そんなエリザベスの様子を見ていたメイリンは、彼女に問い掛けた。
「エリザベス様。今日はいつもより、元気がないですだね。どうか、なさったのだか?」
「え?あぁ。ごめんなさい。大丈夫よ。」
「元気のないエリザベス様を見たら、坊ちゃんは心配なさるだよ。」
エリザベスは、自分の事を気に掛けてくれるメイリンに、寂しそうな笑顔を向けた。
「エリザベス様……。」
何も話そうとしないエリザベスに、それ以上言葉を掛けられないとメイリンは何も言えなくなった。
ひっそりと影からエリザベスの様子を見ていたタナカがニッコリと笑い、彼女達の方に近寄る。
「エリザベス様。
いらっしゃいませ。ご挨拶が遅れまして、申し訳ございません。」
「ごきげんよう、タナカさん。」
「本日は、坊ちゃんと執事のセバスチャンがご用事がありまして、外出しております。」
「メイリンに聞いたわ。シエルは相変わらず、忙しいのね。」
タナカには、しょぼんとして言うエリザベスの悩みが分かっていた。
幼い頃からシエルとエリザベスを見て来ているからこそ、彼には何でもお見通しなのだ。
「エリザベス様。申し訳ございません。坊ちゃんには、当主としての勤めがございますので、致し方ないのです。」
「……そうよね。」
にっこりと笑いながら、エリザベスの目線に合わせ、ゆっくりと片足を付いたタナカは、一礼をした。
「エリザベス様。宜しければ、今のお穣様の気持ちをメイリンに話してはいかがでしょうか? メイリンは、この屋敷のある相手に片恋をしております故、お穣様と女の子同士の話し相手になると思いますよ。」
メイリンは、ぎょっとしてあわてふためいていた。
「タナカさん、いきなり何を言うだよ。ワタシには、そんな片恋なんて……。」
メイリンの慌てる姿を見たエリザベスはフフッと笑った。
「まぁ、メイリンに、片恋の相手が居るなんて、是非、その話しを聞きたいわ。女の子同士でお茶を飲みながら、お話しをしましょ。」
「エェ、エリザベス様……。」
困りながら、メイリンはタナカを見た。
「私が特別にお茶を入れますから、メイリンはエリザベス様とお客の間でくつろいでいなさい。」
タナカは、ニコニコとしながら、お茶を入れに台所へ行き、メイリンとエリザベスは客間に移動をした。
「さぁ、メイリン。ここには、アタシとメイリンの二人だけよ。メイリンの片恋の相手は誰?女の子同士のお話よ。」
エリザベスが先程とは違い、明るい表情で生き生きとしている。
戸惑いつつもメイリンはホッとした。
「お恥ずかしい話ですが、片恋をしてますだよ。」
頬が赤くなり、両手で顔を覆い隠し、メイリンは 呟き出した。
「誰に片恋をしているのかしら?早く、教えて!」
エリザベスは、ワクワクしながら早く聞き出したくて仕方ない。
「エリザベス様。絶対に誰にも秘密ですだよ。」
メイリンは顔を近付けて、ぼそぼそとエリザベスの耳元で話す。
「実は、ずっと……セバスチャンさんに片恋をしてますだよ。」
「セバスチャンに?メイリン、素敵だわ。アタシ、応援するわ。」
「恥ずかしいですだ。とうとう言ってしまっただよ。」
益々赤くなる顔を覆い隠し、照れまくるメイリンをエリザベスは、満足そうな笑顔で見ていた。
楽しそうなエリザベスとメイリンの姿を見ながら、タナカがお茶を運んで来た。
「エリザベス様。お待たせ致しました。本日のお茶はアップルティ-でございます。」
「あら。タナカさんの入れてくれたアップルティ-なの?楽しみだわ。」
「恐れ入ります。それと、大変、美味しいと評判のセバスチャンが作っていたケ-キがありましたので、そちらもお持ち致しました。」
「きゃあ。セバスチャンの作ったケ-キがあるの?是非、頂くわ。メイリンにも、いいかしら?」
「勿論でございます。さぁ、メイリンも頂きなさい。」
「エェ??いいですだか?」
「今日は、特別に良しとしましょう。」
「良かったぁ。ありがとう、タナカさん。」
タナカは、元気になったエリザベスを見て、安心感で一杯だった。
「今から、女の子同士で、内緒話だから、タナカさんはもう来ちゃダメよ。」
「分かりました。エリザベス様。何かありましたら、御呼び立て下さいませ。」
ニッコリと笑いタナカは、客室を出た。
「ねぇ、メイリンはセバスチャンに、何か癒してあげたいとか思わない?」
突然、エリザベスは必死な赴きで、口を開いた。
「癒しですだか?」
「そう。好きな人に、暖かい気持ちになってもらって、にっこりと嬉しく笑う顔が見たいとか。」
「それは、思いますだよ。セバスチャンさんから、メイリンが側に居れば、暖かい気持ちになると言われて、微笑んで欲しいですだね。」
「そうよね?どうすれば、暖かい気持ちになってくれると思う??」
「そうですだね。何か嬉しい事をすると良いかもしれないですだよ。」
エリザベスはメイリンの一言に嬉しそうな顔で、両手を叩いた。
「そうよ!!嬉しい事よね!!」
「エリザベス様?!」
突然、立ち上がったエリザベスにメイリンはビックリしていた。
「ねぇ、メイリン。メイリンは、シエルの嬉しい事って何か分かる?!」
エリザベスの必死な顔に、たじろぐメイリン。
「坊ちゃんの嬉しい事ですだか……。」
メイリンには、シエルの事が分かるはずがない。
ただ、ご主人様とメイドの関係で、自分を拾ってくれた恩人だ。
エリザベスの質問の答えを懸命に探すメイリンだが、何も思いつかなかった。
「エリザベス様。申し訳ないですだが、ワタシには、坊ちゃんの嬉しい事が分からないですだよ。誰よりも、セバスチャンさんの方が分かりますだ。」
シエルの事を何も知らないでいる自分にがっかりしてしまったメイリンに、エリザベスは申し訳ない気持ちになっていた。
「セバスチャンが1番シエルを分かっているのは勿論知っているわ。でも、セバスチャンの知らないところで、シエルのとびきりの笑顔が見たいの。シエルと一緒に癒されたセバスチャンの笑顔も見てみたいわ。」
「……それは、坊ちゃんとセバスチャンさんを一緒に癒してあげるという事ですだか?」
「そう!!アタシとメイリンの精一杯の気持ちで癒してあげるの!!」
メイリンはエリザベスに、これほどまでに純粋に想われているシエルが幸せだと思った。
エリザベスの純粋さに心を動かされたメイリンも、セバスチャンを癒してあげたいと願い、彼の為に、彼の嬉しい事とは何かを考え始めていた。
その頃のシエルとセバスチャンは、外出先で二人同時に悪寒が走った。
「なんだか、寒気がするんだが……。」
「坊ちゃんもですか?私もです。」
「悪魔でも、寒気がするものなのか?」
「私の場合は、何か嫌な予感を察知した時ですよ。」
「フッ。悪魔の嫌な予感 か。何があるのか多いに期待をしよう。」
「クスッ。坊ちゃんの身に降り懸かる事かもしれませんね。」
……シエルとセバスチャンは、ギスギスとした空気を醸し出していた。
ところ変わって、
恋する乙女達はどうしたら好きな人を癒せるのか悩んでいた。
「エリザベス様。一つ、提案なのですだが、男の人の気持ちは、男に聞くのが1番ではないかと思いますだ。ここは、バルドやフィニに聞いてみるのはどうですだか?」
「そうね。それでいい方法があるかもしれないものね。」
エリザベスとメイリンは、お互いに顔を見合い、にっこりと笑って台所へ向かった。
バルドとフィニは台所でタナカに頼まれた皿洗いと食器の片付けをやっていた。
「バルド、フィニ、話があるだよ!!」
勢いよく入って来たメイリンに、バルドは悪態をついた。
「なんだよ、お前。仕事もしないで、優雅にお茶なんか飲みやがって。」
「ゴメンですだ。でも、きちんとタナカさんの了解は取っただよ。」
「あ、エリザベス様。来てらしたんですかぁ?」
お皿を割らないようにフキンで拭きながら、フィニが満面の笑顔で言った。
「ごきげんよう。忙しい時にゴメンなさい。ちょっとした悩みをバルドとフィニに聞いて欲しいと思って。」
「お穣様の悩みですかい?」
エリザベスは、バルドやフィニに両手を組み合わせ、お願いを訴えるかのように、口を開いた。
「あのね、男の人は女の子から、どういう事をされると、癒されて、嬉しいのかを教えて欲しいの。」
バルドは、困り果てた顔になり、眉間にシワを寄せた。
「嬉しい事で癒される事ですかい。ちと、難しい質問っすね。」
フィニが、得意げに横から口を挟む。
「お穣様。それはやはり、何か贈り物が良いかと思いますよ。僕は、それが1番嬉しいです。」
エリザベスは、きょとんとした表情で、「シエルも?!」と一言、呟いた。
「坊ちゃん、ですか?!」
思わずしまった!!という顔になり、顔が赤らむエリザベス。
「そうなの。実は、シエルになんだけど。シエルなら、どういう物が嬉しいと思うかしら?」
フィニもバルドも、フフッと微笑み、健気なエリザベスの気持ちに癒されていた。
「エリザベス様の気持ちが篭った物であれば、坊ちゃんは何でも嬉しいはずですよ。」
「そうだよな。お穣様の気持ちが1番っすよ。」
メイリンは、二人の言葉に頷いていた。
「そうかぁ。アタシの気持ちの篭った物…。」
エリザベスは、色々と考えていた。
大きな髪飾りのリボン、服、帽子、馬、食べ物、 ……。
どれもこれも、シエルは持っているし、大体、気持ちが篭っていない。
(髪飾りのリボンは持っているか、分からない)
「エリザベス様。坊ちゃんに、手作りの何かをプレゼントしてはどうですだか?ワタシも、セバスチャンさんに何か、作るだよ。」
エリザベスの表情がキラキラ光り輝くように、満面の笑顔になった。
「素敵!!メイリン、いいアイディアだわ!!手作りなら、気持ちが篭っているわよね。」
得意げなメイリンは、色々なアイディアを出してゆく。
「坊ちゃんには、何か身につけて頂ける物だと、どうですだか?! いつでも、身につけて頂けたら、どんな時でも坊ちゃんと一緒に居るような気持ちになれるですだ!!」
-いつでも、どんな時でも、シエルと一緒……。
エリザベスの頭の中は、シエルと共に一緒に居る自分を妄想して、ぽわわ~んっとピンク色の湯気が沸騰していた。
「絶対に、シエルに身につけてもらう物をプレゼントするわ!! セバスチャンにも、お揃いの物にしましょ、メイリン!!」
エリザベスは、いきなり燃え上がり、シエルに何かをプレゼントする事で癒してもらおうと決・め・た。
「ねぇ、メイリン。それなら、アレで、ネックレスかブレスレットを作るのはどうかしら?」
「アレですだか??アレとはなんですだか??」
エリザベスは、メイリンに顔を近付けて、にま~っと笑った。
「今、イギリスの女の子達がはまっているビ-ズで作るアクセサリーがあるの。色々な色の石(?)を組み合わせて、糸に通して行くシンプルな物よ。凄く、可愛いの。」
「ほぇ-。凄い物があるですだね。始めて、知っただよ。」
メイリンも、セバスチャンが自分の作ったアクセサリーを付けて、ニッコリと笑う姿を妄想してみた。
「エリザベス様!!その、アクセサリーを是非とも、作りますだ!!!凄く、良いですだよ!!」
メイリンも、燃え上がり、こうして、セバスチャンにも、アクセサリーをプレゼントする事で癒してもらおうと決・め・た。
バルドとフィニは、女の子達の勢いに圧倒されて、かなり引いたようだった。
†後編へ続く†
①話 完結を予定しておりましたが、思った以上に、長々となってしまいました。
申し訳ございません。
後編の最後まで、お付き合い下さいませ。
作者・チエル・ごん・アスカ
(原案協力・獄寺パラリ-ナ・銀子)
*黒祭り開催中・黒執事・シエ×リジ・ふぉ~いん・らぶ・*前編*
……シエル。
大好きなシエル。
幼い頃からシエルだけを見つめて来たアタシ。
突然、シエルの屋敷が火事になり、シエルが行方不明になってしまい、毎日、シエルを思って泣いていたわ。
それから、いつの間にか元通りになっていた屋敷にひょっこりと帰って来たシエル。
あんなに明るく、愛らしい顔で笑っていたシエルは、無口で、心を閉ざしたままだった。
それからのシエルは、執事のセバスチャンと共に、忙しく仕事をしている毎日。
アタシは、シエルの前のような愛らしい笑顔がみたい。
どうしたら、シエルの笑顔が見られる?
どうしたら、シエルを癒してあげられる?
どうしたらいいの?
どうしたら……???
「いらっしゃいませ。エリザベス様。」
「ごきげんよう、メイリン。シエルは?」
「坊ちゃんなら、只今、セバスチャンさんとお出かけですだ。」
「そう……。相変わらず、忙しいのね。」
今日もシエルを気になりつつ、ファントムハイヴ家にやって来たエリザベスは、シエルが外泊中だと知り、がっかりしていた。
メイドのメイリンに屋敷の中を案内されながら、俯きがちで歩いている。
そんなエリザベスの様子を見ていたメイリンは、彼女に問い掛けた。
「エリザベス様。今日はいつもより、元気がないですだね。どうか、なさったのだか?」
「え?あぁ。ごめんなさい。大丈夫よ。」
「元気のないエリザベス様を見たら、坊ちゃんは心配なさるだよ。」
エリザベスは、自分の事を気に掛けてくれるメイリンに、寂しそうな笑顔を向けた。
「エリザベス様……。」
何も話そうとしないエリザベスに、それ以上言葉を掛けられないとメイリンは何も言えなくなった。
ひっそりと影からエリザベスの様子を見ていたタナカがニッコリと笑い、彼女達の方に近寄る。
「エリザベス様。
いらっしゃいませ。ご挨拶が遅れまして、申し訳ございません。」
「ごきげんよう、タナカさん。」
「本日は、坊ちゃんと執事のセバスチャンがご用事がありまして、外出しております。」
「メイリンに聞いたわ。シエルは相変わらず、忙しいのね。」
タナカには、しょぼんとして言うエリザベスの悩みが分かっていた。
幼い頃からシエルとエリザベスを見て来ているからこそ、彼には何でもお見通しなのだ。
「エリザベス様。申し訳ございません。坊ちゃんには、当主としての勤めがございますので、致し方ないのです。」
「……そうよね。」
にっこりと笑いながら、エリザベスの目線に合わせ、ゆっくりと片足を付いたタナカは、一礼をした。
「エリザベス様。宜しければ、今のお穣様の気持ちをメイリンに話してはいかがでしょうか? メイリンは、この屋敷のある相手に片恋をしております故、お穣様と女の子同士の話し相手になると思いますよ。」
メイリンは、ぎょっとしてあわてふためいていた。
「タナカさん、いきなり何を言うだよ。ワタシには、そんな片恋なんて……。」
メイリンの慌てる姿を見たエリザベスはフフッと笑った。
「まぁ、メイリンに、片恋の相手が居るなんて、是非、その話しを聞きたいわ。女の子同士でお茶を飲みながら、お話しをしましょ。」
「エェ、エリザベス様……。」
困りながら、メイリンはタナカを見た。
「私が特別にお茶を入れますから、メイリンはエリザベス様とお客の間でくつろいでいなさい。」
タナカは、ニコニコとしながら、お茶を入れに台所へ行き、メイリンとエリザベスは客間に移動をした。
「さぁ、メイリン。ここには、アタシとメイリンの二人だけよ。メイリンの片恋の相手は誰?女の子同士のお話よ。」
エリザベスが先程とは違い、明るい表情で生き生きとしている。
戸惑いつつもメイリンはホッとした。
「お恥ずかしい話ですが、片恋をしてますだよ。」
頬が赤くなり、両手で顔を覆い隠し、メイリンは 呟き出した。
「誰に片恋をしているのかしら?早く、教えて!」
エリザベスは、ワクワクしながら早く聞き出したくて仕方ない。
「エリザベス様。絶対に誰にも秘密ですだよ。」
メイリンは顔を近付けて、ぼそぼそとエリザベスの耳元で話す。
「実は、ずっと……セバスチャンさんに片恋をしてますだよ。」
「セバスチャンに?メイリン、素敵だわ。アタシ、応援するわ。」
「恥ずかしいですだ。とうとう言ってしまっただよ。」
益々赤くなる顔を覆い隠し、照れまくるメイリンをエリザベスは、満足そうな笑顔で見ていた。
楽しそうなエリザベスとメイリンの姿を見ながら、タナカがお茶を運んで来た。
「エリザベス様。お待たせ致しました。本日のお茶はアップルティ-でございます。」
「あら。タナカさんの入れてくれたアップルティ-なの?楽しみだわ。」
「恐れ入ります。それと、大変、美味しいと評判のセバスチャンが作っていたケ-キがありましたので、そちらもお持ち致しました。」
「きゃあ。セバスチャンの作ったケ-キがあるの?是非、頂くわ。メイリンにも、いいかしら?」
「勿論でございます。さぁ、メイリンも頂きなさい。」
「エェ??いいですだか?」
「今日は、特別に良しとしましょう。」
「良かったぁ。ありがとう、タナカさん。」
タナカは、元気になったエリザベスを見て、安心感で一杯だった。
「今から、女の子同士で、内緒話だから、タナカさんはもう来ちゃダメよ。」
「分かりました。エリザベス様。何かありましたら、御呼び立て下さいませ。」
ニッコリと笑いタナカは、客室を出た。
「ねぇ、メイリンはセバスチャンに、何か癒してあげたいとか思わない?」
突然、エリザベスは必死な赴きで、口を開いた。
「癒しですだか?」
「そう。好きな人に、暖かい気持ちになってもらって、にっこりと嬉しく笑う顔が見たいとか。」
「それは、思いますだよ。セバスチャンさんから、メイリンが側に居れば、暖かい気持ちになると言われて、微笑んで欲しいですだね。」
「そうよね?どうすれば、暖かい気持ちになってくれると思う??」
「そうですだね。何か嬉しい事をすると良いかもしれないですだよ。」
エリザベスはメイリンの一言に嬉しそうな顔で、両手を叩いた。
「そうよ!!嬉しい事よね!!」
「エリザベス様?!」
突然、立ち上がったエリザベスにメイリンはビックリしていた。
「ねぇ、メイリン。メイリンは、シエルの嬉しい事って何か分かる?!」
エリザベスの必死な顔に、たじろぐメイリン。
「坊ちゃんの嬉しい事ですだか……。」
メイリンには、シエルの事が分かるはずがない。
ただ、ご主人様とメイドの関係で、自分を拾ってくれた恩人だ。
エリザベスの質問の答えを懸命に探すメイリンだが、何も思いつかなかった。
「エリザベス様。申し訳ないですだが、ワタシには、坊ちゃんの嬉しい事が分からないですだよ。誰よりも、セバスチャンさんの方が分かりますだ。」
シエルの事を何も知らないでいる自分にがっかりしてしまったメイリンに、エリザベスは申し訳ない気持ちになっていた。
「セバスチャンが1番シエルを分かっているのは勿論知っているわ。でも、セバスチャンの知らないところで、シエルのとびきりの笑顔が見たいの。シエルと一緒に癒されたセバスチャンの笑顔も見てみたいわ。」
「……それは、坊ちゃんとセバスチャンさんを一緒に癒してあげるという事ですだか?」
「そう!!アタシとメイリンの精一杯の気持ちで癒してあげるの!!」
メイリンはエリザベスに、これほどまでに純粋に想われているシエルが幸せだと思った。
エリザベスの純粋さに心を動かされたメイリンも、セバスチャンを癒してあげたいと願い、彼の為に、彼の嬉しい事とは何かを考え始めていた。
その頃のシエルとセバスチャンは、外出先で二人同時に悪寒が走った。
「なんだか、寒気がするんだが……。」
「坊ちゃんもですか?私もです。」
「悪魔でも、寒気がするものなのか?」
「私の場合は、何か嫌な予感を察知した時ですよ。」
「フッ。悪魔の嫌な予感 か。何があるのか多いに期待をしよう。」
「クスッ。坊ちゃんの身に降り懸かる事かもしれませんね。」
……シエルとセバスチャンは、ギスギスとした空気を醸し出していた。
ところ変わって、
恋する乙女達はどうしたら好きな人を癒せるのか悩んでいた。
「エリザベス様。一つ、提案なのですだが、男の人の気持ちは、男に聞くのが1番ではないかと思いますだ。ここは、バルドやフィニに聞いてみるのはどうですだか?」
「そうね。それでいい方法があるかもしれないものね。」
エリザベスとメイリンは、お互いに顔を見合い、にっこりと笑って台所へ向かった。
バルドとフィニは台所でタナカに頼まれた皿洗いと食器の片付けをやっていた。
「バルド、フィニ、話があるだよ!!」
勢いよく入って来たメイリンに、バルドは悪態をついた。
「なんだよ、お前。仕事もしないで、優雅にお茶なんか飲みやがって。」
「ゴメンですだ。でも、きちんとタナカさんの了解は取っただよ。」
「あ、エリザベス様。来てらしたんですかぁ?」
お皿を割らないようにフキンで拭きながら、フィニが満面の笑顔で言った。
「ごきげんよう。忙しい時にゴメンなさい。ちょっとした悩みをバルドとフィニに聞いて欲しいと思って。」
「お穣様の悩みですかい?」
エリザベスは、バルドやフィニに両手を組み合わせ、お願いを訴えるかのように、口を開いた。
「あのね、男の人は女の子から、どういう事をされると、癒されて、嬉しいのかを教えて欲しいの。」
バルドは、困り果てた顔になり、眉間にシワを寄せた。
「嬉しい事で癒される事ですかい。ちと、難しい質問っすね。」
フィニが、得意げに横から口を挟む。
「お穣様。それはやはり、何か贈り物が良いかと思いますよ。僕は、それが1番嬉しいです。」
エリザベスは、きょとんとした表情で、「シエルも?!」と一言、呟いた。
「坊ちゃん、ですか?!」
思わずしまった!!という顔になり、顔が赤らむエリザベス。
「そうなの。実は、シエルになんだけど。シエルなら、どういう物が嬉しいと思うかしら?」
フィニもバルドも、フフッと微笑み、健気なエリザベスの気持ちに癒されていた。
「エリザベス様の気持ちが篭った物であれば、坊ちゃんは何でも嬉しいはずですよ。」
「そうだよな。お穣様の気持ちが1番っすよ。」
メイリンは、二人の言葉に頷いていた。
「そうかぁ。アタシの気持ちの篭った物…。」
エリザベスは、色々と考えていた。
大きな髪飾りのリボン、服、帽子、馬、食べ物、 ……。
どれもこれも、シエルは持っているし、大体、気持ちが篭っていない。
(髪飾りのリボンは持っているか、分からない)
「エリザベス様。坊ちゃんに、手作りの何かをプレゼントしてはどうですだか?ワタシも、セバスチャンさんに何か、作るだよ。」
エリザベスの表情がキラキラ光り輝くように、満面の笑顔になった。
「素敵!!メイリン、いいアイディアだわ!!手作りなら、気持ちが篭っているわよね。」
得意げなメイリンは、色々なアイディアを出してゆく。
「坊ちゃんには、何か身につけて頂ける物だと、どうですだか?! いつでも、身につけて頂けたら、どんな時でも坊ちゃんと一緒に居るような気持ちになれるですだ!!」
-いつでも、どんな時でも、シエルと一緒……。
エリザベスの頭の中は、シエルと共に一緒に居る自分を妄想して、ぽわわ~んっとピンク色の湯気が沸騰していた。
「絶対に、シエルに身につけてもらう物をプレゼントするわ!! セバスチャンにも、お揃いの物にしましょ、メイリン!!」
エリザベスは、いきなり燃え上がり、シエルに何かをプレゼントする事で癒してもらおうと決・め・た。
「ねぇ、メイリン。それなら、アレで、ネックレスかブレスレットを作るのはどうかしら?」
「アレですだか??アレとはなんですだか??」
エリザベスは、メイリンに顔を近付けて、にま~っと笑った。
「今、イギリスの女の子達がはまっているビ-ズで作るアクセサリーがあるの。色々な色の石(?)を組み合わせて、糸に通して行くシンプルな物よ。凄く、可愛いの。」
「ほぇ-。凄い物があるですだね。始めて、知っただよ。」
メイリンも、セバスチャンが自分の作ったアクセサリーを付けて、ニッコリと笑う姿を妄想してみた。
「エリザベス様!!その、アクセサリーを是非とも、作りますだ!!!凄く、良いですだよ!!」
メイリンも、燃え上がり、こうして、セバスチャンにも、アクセサリーをプレゼントする事で癒してもらおうと決・め・た。
バルドとフィニは、女の子達の勢いに圧倒されて、かなり引いたようだった。
†後編へ続く†
①話 完結を予定しておりましたが、思った以上に、長々となってしまいました。
申し訳ございません。
後編の最後まで、お付き合い下さいませ。
黒祭り開催中の真っ只中ですが、ちょっと脱線致します。
チエル・ごん・アスカでございます。
一ヶ月くらいジャンプの連載をお休みしていた おだっちが今週号ジャンプより連載再開されました。
エ-スの死、白ヒゲの死 の頂上戦争より二年後、最後の海 新世界編が開幕致しました!!!
あれから二年後のルフィ達がどのように変わったのかが気になりまくりなチエルさんでした!!
ネタバレと共に、
二年後のルフィ達をチエルさんの目線と主観で追って行きたいと思います 。
最後までお付き合い下さると嬉しいです
二年後…
ルフィは女ヶ島の北西の無人島に居た。
ハンコックちゃんの世話になりながら、猛獣達と仲良く暮らしていたらしい。
ルフィの胸元には、×印の大きな傷跡があり。
服装は長袖になり、顔は変わらないが益々、逞しくなった感じ

ルフィの二年後の姿を待っていたよぉ-

ハンコックちゃんの何気ないプロポーズに、辛辣にあっさりと断る姿にも、ちょっとした成長を感じるかも

ハンコックちゃん、相変わらずルフィにラブ
で、そこが可愛い
レイリ-さんに一年半で色々と習い、レイリ-さんがシャボンディに帰って半年が経っていた。
レイリ-さんの待つ、シャボンディで麦藁の一味が二年ぶりに集まる
やっと、やっと、
皆が集まるのね-


先ず登場したのが、ブルック。
なんと、この二年の間で 大スターソウルキングブルックになっていた
しかも、シャボンディ島でファイナルライブらしい。 衣装が派手なんだけど。
次に登場したのが、サンジ

二年前の髪型では、左側の目を出していたけど、カマバッカ王国で右側の目を出す事にしたのか ヒゲを生やして、ちょっとオッサンになったような感じ
でも、相変わらずの女大好き
健在

お次は…………
チエルさんの大好きな、 ナミ姫
(勝手に姫を付けてみる)
すっかり髪が伸びて、スタイル抜群
ナミが酒場で一人飲んでいると、ルフィと名乗る偽物にナンパをされる

何故か、シャボンディ島では、麦藁の一味が集まるからと偽物が出回っているのだった

ナミがナンパを断るとナミの偽物(最悪なくらいのぶちゃいく)とルフィの偽物(どこがルフィ)に、痛めつけられそうになる…けど

そこに現れたのが、
なんっと ウソップだった
偽物ルフィと偽物ナミを攻撃
ウソップと分かると満面な笑顔
(可愛い
)
ウソップってば、いきなり逞しく筋肉質になり、髪も伸びたよ-

お次の登場は、ロビン姉さん。
オデコを出しての登場
相変わらず、スタイル抜群ですね
デモ、誰かに追われているみたいなんだけど
お次の登場は、
チョッパ-ちゅん
偽物ゾロとサンジとロビン(これが、またぶちゃいく揃い)を本人達と勘違いをしてしまい、後をついて行っていた
二年後のチョッパ-ちゅんは、帽子が変わって、益々、キュン
ばりな可愛さだよ-

お次は、
偽物ルフィが悪さをしている最中に、ぶつかってしまった…本物ルフィ
偽物ルフィに呼び止められる…
本物ルフィが、振り返るところで…
まて、次号

※ゾロとフランキ-は、 まだ 出て来てません

ONE PIECEの表紙を見ると、フランキ-は髪が短くなっていますね-
ゾロは、片目に傷跡があり、失明しているのかな
(ひょえぇぇ
)
ナミ姫の変わりようには、かなりビックリしましたね~
これからの展開が楽しみですなぁ~
えぇ、
来年度3月19日より
ONE PIECE の映画が3Dで上映されるそうです
(同時上映・ トリコ)
麦藁帽子をめぐるオリジナルストーリーらしい
これは、必ず見るのだ
以上で、
ONE PIECE 再開 ネタバレを終わります。
最後までのお付き合い、 ありがとうございました。
まだ、黒執事の黒祭りは開催中です。
こちら、
次回の記事にて お会いしましょう
ではでは。
チエル・ごん・アスカでございます。
一ヶ月くらいジャンプの連載をお休みしていた おだっちが今週号ジャンプより連載再開されました。
エ-スの死、白ヒゲの死 の頂上戦争より二年後、最後の海 新世界編が開幕致しました!!!
あれから二年後のルフィ達がどのように変わったのかが気になりまくりなチエルさんでした!!
ネタバレと共に、
二年後のルフィ達をチエルさんの目線と主観で追って行きたいと思います 。
最後までお付き合い下さると嬉しいです

二年後…
ルフィは女ヶ島の北西の無人島に居た。
ハンコックちゃんの世話になりながら、猛獣達と仲良く暮らしていたらしい。
ルフィの胸元には、×印の大きな傷跡があり。
服装は長袖になり、顔は変わらないが益々、逞しくなった感じ


ルフィの二年後の姿を待っていたよぉ-


ハンコックちゃんの何気ないプロポーズに、辛辣にあっさりと断る姿にも、ちょっとした成長を感じるかも


ハンコックちゃん、相変わらずルフィにラブ
で、そこが可愛い
レイリ-さんに一年半で色々と習い、レイリ-さんがシャボンディに帰って半年が経っていた。
レイリ-さんの待つ、シャボンディで麦藁の一味が二年ぶりに集まる
やっと、やっと、
皆が集まるのね-



先ず登場したのが、ブルック。
なんと、この二年の間で 大スターソウルキングブルックになっていた

しかも、シャボンディ島でファイナルライブらしい。 衣装が派手なんだけど。
次に登場したのが、サンジ


二年前の髪型では、左側の目を出していたけど、カマバッカ王国で右側の目を出す事にしたのか ヒゲを生やして、ちょっとオッサンになったような感じ

でも、相変わらずの女大好き

健在

お次は…………

チエルさんの大好きな、 ナミ姫

(勝手に姫を付けてみる) すっかり髪が伸びて、スタイル抜群

ナミが酒場で一人飲んでいると、ルフィと名乗る偽物にナンパをされる


何故か、シャボンディ島では、麦藁の一味が集まるからと偽物が出回っているのだった


ナミがナンパを断るとナミの偽物(最悪なくらいのぶちゃいく)とルフィの偽物(どこがルフィ)に、痛めつけられそうになる…けど


そこに現れたのが、
なんっと ウソップだった

偽物ルフィと偽物ナミを攻撃

ウソップと分かると満面な笑顔

(可愛い
)ウソップってば、いきなり逞しく筋肉質になり、髪も伸びたよ-


お次の登場は、ロビン姉さん。
オデコを出しての登場
相変わらず、スタイル抜群ですね
デモ、誰かに追われているみたいなんだけど
お次の登場は、
チョッパ-ちゅん

偽物ゾロとサンジとロビン(これが、またぶちゃいく揃い)を本人達と勘違いをしてしまい、後をついて行っていた

二年後のチョッパ-ちゅんは、帽子が変わって、益々、キュン
ばりな可愛さだよ-

お次は、
偽物ルフィが悪さをしている最中に、ぶつかってしまった…本物ルフィ
偽物ルフィに呼び止められる…
本物ルフィが、振り返るところで…
まて、次号


※ゾロとフランキ-は、 まだ 出て来てません


ONE PIECEの表紙を見ると、フランキ-は髪が短くなっていますね-

ゾロは、片目に傷跡があり、失明しているのかな
(ひょえぇぇ

)ナミ姫の変わりようには、かなりビックリしましたね~

これからの展開が楽しみですなぁ~

えぇ、
来年度3月19日より
ONE PIECE の映画が3Dで上映されるそうです

(同時上映・ トリコ)
麦藁帽子をめぐるオリジナルストーリーらしい
これは、必ず見るのだ

以上で、
ONE PIECE 再開 ネタバレを終わります。
最後までのお付き合い、 ありがとうございました。
まだ、黒執事の黒祭りは開催中です。
こちら、
次回の記事にて お会いしましょう

ではでは。