黒執事二次小説・シエリジ・ふぉ ~いん・らぶ その7 | H4ー2 OTAKU日和

H4ー2 OTAKU日和

愉しいヲタク L I F E


「エリザベスお嬢様?!」

何度もあたしを呼ぶ声に反応して 、うっすらと目を開けると、ポ-ラ の心配そうな顔がぼやけて見えた。

「……あれぇ?!」

「お嬢様。大丈夫でございますか? !」

「……どうしたのぉ?!」

「急にお倒れになられたのですよ。 覚えておられませんか?」

「……倒れたの?あたしが……?! 」

「そうでございます。あの……わた くしが余計な事を言ってしまったば かりに、お嬢様を悩ませてしまいま して、申し訳ございません。」

「……。違うわ。ポ-ラ。」

「お嬢様……?」

何故か、夢の中で、シエルとの幼い 頃を思い出していた。

意識が戻り始めた時、自分の中で、 ずっと疑問視していた、とある事に気付いた。

「お嬢様、どうなさいましたか?」

俯きがちなあたしに、ポ-ラは心配 そうに顔を覗き込む。

いつもなら、笑い返すところだけど 、そんな元気が無い。

「ちょっと、疲れたかもしれないわ 。今日は屋敷に戻りたい……。」

「え……?シエル様にお会いしない のですか?」

いつになく、真面目な顔になり、ち ょっと強気な気持ちだった。

「……。会いたくない……。」

「え……?お嬢様……?」

ポ-ラは、ただ、茫然としているだ けで、それ以上、何も言えなくなっ ていた。

その8へ続く

Android携帯からの投稿