クリスマス特別企画・タイガ-& バニ- 二次小説 | H4ー2 OTAKU日和

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愉しいヲタク L I F E


その4

タイガ-の奥さんが好きな曲名は、 多分、これだ!!

あの日以来、毎日のように、ネット を見たり、CDショップに通いつめ たり、色々な人に聞き歩いたりして 、曲名を調べていた。

どうしてもこの曲で、私らしく、私 の想いを伝えたい……。

せっかく、バ-ナビ-がアドバイス をしてくれたし、出来れば、成功さ せたい。

カリ-ナはあれから、とある計画を 立てていた。

マネージャーと打ち合わせを繰り返 し、アニエスより承諾をもらい、ス タッフと念入りに話し合いをしてい る。

クリスマス当日まで日にちが迫り、 益々、忙しい日々になっていた。

帰宅はほとんど夜中か朝方で、すぐ に眠って、また仕事の繰り返し。

平均睡眠時間が2時間か3時間しか 取れず、ママとパパが心配をし始め た。

「カリ-ナ、身体を壊すわよ。大丈 夫なの?あなたが仕事を懸命にやる のは嬉しいけど、パパもママも凄く 心配なのよ。」

「大丈夫よ、ママ。クリスマスに大 きな仕事を抱えているから、それま では好きにさせてよ。」

でも、ヒ-ロ-の出番も重なり、ポ イントがほとんど取れない状態でラ ンキングが下がり気味だった。

スポンサーから何度か大目玉を喰ら いながらも、カリ-ナは必死で戦っ た。

そんなある日、 現金輸送車が何者かによって狙撃さ れ、ヒ-ロ-達に出動命令が出た。

ブルーロ-ズは現場で、犯人を追跡 中、タイガ-とバ-ナビ-を目の前 に倒れ込んだ。

「おいっ!!ブルーロ-ズ!!どう した?!」

薄れる意識の中、タイガ-の腕の中 で、タイガ-が自分に何かを叫んで いいるのを感じた。

「う……ん?!」

目を開けると、白い天井がぼんやり と見えて来た。何があったのか覚え ていない。

「ここは……??」

「ブルーロ-ズ、目を覚ましたか? ?大丈夫か?!」

「え……??」

タイガ-とバ-ナビ-が、ひどく切 なそうな表情で顔を覗き込んで来た 。

「お前、倒れたんだよ。覚えてない のか?!」

「私が倒れたの?!」

「お前、最近、いきなり忙しいみた いだな。仕事のし過ぎじゃねぇのか ?」

タイガ-が私を心配してくれてる… …。そう思うだけで、嬉しくなる。

「カリ-ナさん。少し休まないと、 また、倒れますよ。顔色がかなり悪 いですね。」

バ-ナビ-がブルーロ-ズを素顔の 名前で呼んでいる事が虎徹には意外 で、不思議だった。

「大丈夫。今は大事な仕事を抱えて いるから、休んでいる訳にはいかな いのよ。」

ベットから立ち上がろうとしたブル ーロ-ズを虎徹は、抱き上げた。、

突然、お姫様抱っこをされ、戸惑っ てしまう。

「何するのよ!?降ろしてよ!!」

思わずムキになり怒鳴ってしまった 。

「お前、今日はきちんと休め。休ま ないと後々に響くぞ。」

真剣な眼差しで抱きかかえられると 、どうしたらいいのか分からなくな る。

「分かったわよ!!だから、降ろし てよ!!」

虎徹は、ブルーロ-ズをベットに下 ろすと、にっこり笑った。

「分かればいいんだ。」

「何よ、偉そうに。」

ムキになりながら、顔は真っ赤で胸 はドキドキで、まともに虎徹の顔が 見れない。

「まだ、熱があるみたいだな。顔が 赤いぞ。」

そう言って、ブルーロ-ズのおでこ に掌を乗せた。

彼女の顔は、茹でダコ状態で、身体 は硬直、極度に緊張気味。こんなに 、心臓が激しい爆音を立てるなんて 無いだろう。

「タ……タイ……タイガ-、だ…… 大丈夫だ……よ……。」

虎徹がこんなに近くに居るだけで、 息苦しくなる。

ブルーロ-ズはどれだけタイガ-が 好きか改めて自覚をした。


[その5へ続く〕