※前半①よりの続きです。
「いや、いい。ちょっと考え事をしていた」
「左様でございますか。…良い茶葉が届いたのですが、お飲みになりますか」
「ああ」
紅茶の良い香が部屋を満たす。
シエルはこのひと時が一番心が安らぐ。
そのうち、さっきまであれこれと真面目に考えていた自分が馬鹿みたいに思えてくる。
これもセバスチャンの策略かと思ったりもしたが、今は考えない事にした。
「セバスチャン」
シエルは、下がろうとしたセバスチャンを呼び止めた。
「どうしました。坊ちゃん」
シエルは、いつも表情一つろくに崩さないこの執事に、いつまでもいい様に振り回されいるのはごめんだ、と思った。
そして、ふいにセバスチャンを煽り立てたらどんな表情をするのか興味を持った。
「いや…。今夜、楽しみにしてろよ」
シエルはニヤリと笑った。
―続く―
スイマセン!続いてしまいました。楽しみにして下さった方、ホントすいません(>_<)次で終わります。そして次こそ…♪♪♪
それまでどうかお付き合い下さい。
~後半へ続く~