こんにちは!店舗開業コンダクターのbh飯島由敬です。
今回は、美容室「warawa」の福山さんの開業後コンサルティングの10回目。
あと残りは2回。1年って、早いもんですね。
◎「開業時に掲げたコンセプトは、長い経営の道しるべ」
相変わらず、売上は絶好調の福山さん。しかし、それでも悩み事は尽きないもの。
今回は、開業時も検討した「看板問題」
馴染みの固定客から「道路に看板ださないの?」というアドバイスをちょくちょくいただくようなのです。
道路沿いの目立つ場所に看板を設置できるのですが、開業時にも敢えて設置をしませんでした。
馴染みのお客さんからの有難いアドバイスを聞いていると、「看板出したほうがいいのかな?」と心揺れ始めて飯島に相談となりました。
飯島としては「なんで?いらないよね?」との意見です。
迷った時に、まず考えるべきは、「開業当時に掲げたコンセプト」
開業の目的は「時間とお金の余裕を得る事」
1日に対応する客数を減らすが、客単価はあげる。
そこから、「開業時に掲げたコンセプト」は、「高品質な施術とゆったりとした時間をお客さまに提供する」
本当に自分が来てほしいお客さまに来てもらい、提供品質がベストなレベルを保てる施術人数に押さえるべきなのです。
道路沿いの看板は、不特定多数の人の目につくツール。ということは、「誰でもOK!」と言っているようなものです。
すでに理想的なバランスで素敵なお客様に高品質な施術を提供できているのに、これ以上不特定多数のお客さんが来てしまっては困るのです。本末転倒ですよね。
お店の経営が順調なほど、外野からの声が比例して増えていくものです。
もちろん、福山さんのファンだからこその良かれと思って発する有難いご意見です。
大切なお客様からのご意見だから、心揺らされるものですが、ここで最終的に判断すべきは経営者としてのオーナ自身。
迷ったら、その都度確認すべきは、開業時に掲げた「コンセプト」
「誰のために存在するお店か?」
「何を提供するのが、自分の役割なのか?」
迷ったら、この問いを重ね、長い経営を続けていくべきなのです。
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【2024.01.11.狭山市美容室WARAWA(ワラワ)開業後-10回目〜順調な状況ゆえに忍び寄る周囲の様々な意見】
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