みなさま、おはようございます。
ブレインハートアカデミー
水曜日エメラルドグリーン曜日担当 近藤祐子です。
皆さんは、記憶に自信がありますか
私は記憶術を教えていますが、ちょっとしたコツもあります。
今日は記憶力を伸ばすにはどうしたらいいか、
ちょっとしたコツをみてみましょう
私たちは、毎日、目・耳などの五感を通して、
自分で意識しているかどうかにかかわらず、
毎日たくさんの情報を集めています。
そしてその情報は記憶として海馬に置かれます。
海馬に置かれた情報は、
それらすべてを記憶としてとどめるわけではありません。
必要な情報と必要でない情報とに分けて、
記憶を整理していきます。
そして、その記憶は、寝ている間に整理されていきます。
上記の図の中で、
レム睡眠とは身体の眠りでノンレム睡眠は脳の眠りです。
記憶の定着は、
「レム睡眠」つまり身体の眠りの時にやっています。
記憶には、
英単語や歴史の年号などを頭で覚える「知識記憶」と
自転車の乗り方や水泳など体で覚える「技能記憶」があり、
何を覚えるかで睡眠中のどこで整理し
記憶するのかが違ってきます。
■「知識系記憶」を定着させたい場合は
外国語の勉強や歴史の年号などを覚える、
「知識記憶」をパワーアップさせたいなら、
深く眠ることが肝要です。
深い眠りであるノンレム睡眠は、
眠りはじめの3時間が最も深くなる時間帯です。
ここでしっかりと深い眠りをとることは、
「知識記憶」をパワーアップさせるのに役立ちます。
海馬にしっかり記憶させる方法として、
臭いを嗅ぎながら勉強するという方法があります。
臭いをかぐことはやはり五感を使うことなので、
記憶しやすくなります。
記憶と臭いを関連させるということです。
ある香りを嗅ぎながら勉強するのもそれと同じ原理で、
その情報にタグが付けられ、より記憶に
とどまりやすくなるということです。
■「技能系記憶」を定着させたい場合は
「技能記憶」をパワーアップさせたい人には、
長い睡眠時間をとることが必要と言われいます。
昼間、一生懸命に練習して身に付けた技能も、
「技能記憶」として海馬にしっかり定着させるためには、
睡眠が必要です。
そして質の良い睡眠が必要です。
アスリートを対象にした研究でも、
普段より長めに睡眠時間をとったところ、
技能が向上したとの結果もあるそうです。
しっかり能力を発揮できる時間帯に動きの多い日は、
長めの睡眠をとることでしっかり
記憶させるための秘訣のようです。
睡眠が記憶の定着に
影響を及ぼすことがわかります。
身体のリズムと睡眠の質に意識したいものです。
【記憶力アップしたい方へ】
★ 記憶術体験レッスンの日程は
・２月 ３日（火）19:30～21:00
・２月 ８日（日）18:30～20:00
・２月１４日（土）18:30～20:00
・２月２８日（土）10:30～12:00
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