ADHDタイプの人たちは朗らかで社交的で、
おしゃべりすることなどがとても上手です。
ですから一見なにに困っているかも分からないし
毎日楽しく生きているように見えることもしばしば。
もし日常的に困りごとがあるとしても
【少し工夫したら
治せると思われがちで】
本人が困っている度合いと周りの感覚には
大きな温度差があることが多いかと思います。
ですから、「もっと落ち着いて考えたら?」なんて
アドバイスをしたりするのですよね。
そして当事者の皆さんも、
”それなりに自分で工夫しようと努力して”
社会でやってこられていると思うのですが
【そもそも脳機能の
問題として考えれば】
自分一人でどうこうできない部分もあります。
それで、ADHDにも
「衝動性」「注意性」「多動性」と
3つのパターンがあるので、
全員に一致する話ではないのですが
【脳内で繰り広げられる思考が
言語化されたときに】
すごくADHDらしい…と言いますか
”これは結構困っているだろうな”と
私が予測することがあるのです。
ちょっとたとえ話を作ってみますと、
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私はADHDっぽいところが前からありまして
仕事は事務職で、頼まれたことを忘れてしまい
作業も最後までできなくて…
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こんな風に、特段なにも感じない話し方から
スタートするのですが、話し始めたらすぐ
その特徴が現れてくることが多いです。
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あ、でも子育てはなんとかしていてて、
子どもは元気な良い子ですが
保育園の忘れ物…あ、夫は良い人で、
でもたまに忘れてしまって、
昨日の夕食の時も買い物を頼んだら…
あ、私が洗濯をしていて買い物に行けなくて。
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このように”文章を最後まで話すことができず”
次々に思い起こされることを言語化してしまいます。
ただ、聴くだけのカウンセリングを行う場合は
そのまま「そうですか、大変ですね」と
受け止めていくことになるかと思うのですが
【まるで独り言のような話し方で】
【結果的に何が言いたいのか
分からなかったケースが多く】
この特徴にいち早く気づいていくことが
大切だなぁと思っているこの頃です。
切羽詰まっていたりパニックの時には
みなさん誰でも「話の間合いなど気にせずに」
相手が相槌を打てないくらいの勢いで
話してしまうことはあると思うのですが
ADHDの人たちは「常に」そういう話し方で
【最初に何を話していたかも
忘れることがあります】
それを自覚している当事者の人たちは
いつもそのパターンに自分で呑まれていることに
苦痛を感じていることも少なくありません。

*****対処法*****
その相手にADHDの特性があるかどうかは
後回しにしておいて、
まずは、その人の話を聞く時に
”どういう流れを作っておけば良いのか?”
これを考えておくと良いかと思います。
これは本人には分からないことなので
自分が油断するとすぐ状況が変わりますから
結構しっかりと対策を練っておく必要があります(;^_^A
日常的な会話をイメージしますと
何気なく雑談が始まり相手の話を聞きますよね。
すると上記のような話し方が始まってしまった。
適当に流せば問題ない状況ならそれでOK。
でももし「相談したい」といったことであれば
【何について相談したいのか?】
【何に困っているのか?】
【どうなれば解決するのか?】
この三本立てでいくと、ある程度まとまります。
気をつけたいのは、最初に3つの質問をしても
”当事者は忘れてしまいます”
だから、話を聞きながら途中で質問してください。
そして情報を集めていくことが大切です。
さらに、自由に話していると
【人によっては際限なく
話し続けてしまいますから】
時間の制限を設けることもお忘れなく。
ある程度の時間に近づいたところでまとめましょう。
ADHDタイプの人たちは、ざっくり言うと
【一つのテーマに
沿って話すことが苦手です】
でも雑談としてはとても楽しいですし
こだわりなども発生しないですから
超適当に楽しくコミュニケーションできます。
忘れっぽいという側面からも
「その場だけの発言を流せる力もあるので」
人気者になれる魅力は持ち合わせています。
ただただ、
【大切な話し合いが
難しいという点は】
サポートが必要なのですよね。
せっかくADHDの話し方について触れたので
次回はASDもやってみようかなぁと思います。
ぜひぜひ、引き続きお読みいただけますと
励みになりますのでお願いしますね(^^)
※この記事は、主観が含まれます。
全員に当てはまるものでもありません。
複数の視点で読めるように心がけていますから
一つの回答に絞られないこともあります。
生き方のマニュアルとしてではなく
あなたが生きるうえでの参考になれば幸いです。



