1999年当時の下位チームの
ミナルディに彗星のごとく姿を
見せたスペイン人ドライバーが
いました!
それがマルク・ジェネ!
きっと顔の濃さならチャンピオン級!
彗星とは言いますが、
いうまでもなく多くの個人スポンサー
(いわゆる持参金)を持っての
参戦でした。
この年のマシンには母国スペインの
電信会社「テレフォニカ」のステッカーが
リアウイングに貼ってあったのが
その大きな証拠です。
ちなみにツーリングカーで活躍した
ホルディ・ジェネはお兄さんです。
99年は初参戦ながら、当時は
超高速コースのドイツにある
ホッケンハイムリンクで
既に大きく型落ちだった
フォード・ゼテックRエンジンで
なんと予選15位!
20位~22位(つまり最下位)
をうろうろのミナルディには
まさに快挙でした!
実は更なるハイライトは
ヨーロッパGP。
雨のニュルブルクリンクでした。
大波乱のレースでスチュワートの
ジョニー・ハーバートが優勝したのですが、
このレースでフェラーリの
エディ・アーバインを抑えて、
6位入賞!!!
ミナルディにとっても1995年以来の
ポイント獲得。大きく評価を上げたのは
いうまでもありません。
その結果、2000年もミナルディ残留。
2年目はエースドライバーとして参戦。
フリー走行や予選では良いところを
見せるものの決勝はノーポイント。
レギュラー参戦はここまで終了です。
その後、ウイリアムズやフェラーリの
テストドライバーを務めつつ、
2003年、04年と負傷ドライバーの代役を
務めて、自己最高位の5位入賞。
フェラーリのテストは2010年代に入っても
続きました。
他にもルマン24時間レースに出場
するなど、耐久レースの分野で
活躍をします。
ちなみに2009年のルマンでは
プジョーで総合優勝しています!
F1ドライバーとしては活躍できなくても
別の分野に行くと、かなりの速さを
見せるドライバーがいます。
それは才能はあるけれど、適切な時期に
才能を発揮できるチームに
いなければいけないということです。
F1シートは特に数が少ないし、
世界中のドライバーが集まるので
まずなることが難しい。
ポイントを取るのも難しい。
彼は実際ポイントはとった。
だけど、表彰台には上ってないし、
優勝もF1では出来なかった。
才能はあったと思うのに、
もう一歩秀でていれば
後の結果は違ったかもしれませんね。
個人的にはその風貌もあり、
好きなドライバーでした。