職業柄、お年寄りの方と接する機会がある。

良く話すあるおばあちゃん。
物忘れが少しあるけど、農作業をしていて、愛嬌があるおばあちゃん。

名前を覚えるのが苦手みたいだけど、
その日初めて名前を呼んでくれた。

「あなたに自家製の梅干し持ってきたのよ。」
誰にも見えないところで、こそっと、渡してくれた。

「私は目が悪くて、あまり見えなかったんだけど、あなたはすごく綺麗な目をしてるんですね。」