無性に○○が食べたいときの原因③
【氷が食べたいとき 】
無性に氷が食べたくなる方は、鉄分が不足しているかもしれません。
貧血はそのほとんどが鉄分不足による「鉄欠乏性貧血」です。貧血になると、自律神経が乱れてうまく体温調節ができなくなることがあります。すると口の中の温度が上がり、それを冷ますために氷が食べたくなるのです。
自覚症状のある方は、鉄が多く含まれる食べ物を食べるといいでしょう。
鉄は吸収率の低い栄養素なので、意識的に摂る必要があります。レバーや赤身の肉、かつお、まぐろなど動物性食品に含まれる鉄は比較的吸収率がいいので、積極的に摂りましょう。
生理中や妊娠中の女性はとくに鉄分が不足しやすいので、食事だけで補えないときはサプリに頼るのもおすすめです。
【辛いものが食べたいとき】
辛い食べ物を求めるときは、ストレスを感じている場合があります。
別の刺激を求めることでストレスを紛らわそうとしているためです。
また、辛いものを食べると快楽ホルモンともいわれる「エンドルフィン」が分泌されます。
この快感を覚えてしまうと辛いものを食べるのが癖になり、ますます辛いものを求めてエスカレートしていく傾向があるので注意しましょう。
まずはストレスの原因を見極めて、辛いもの以外にも運動や休息などのストレス発散法を試してみてください。
担当 もも