無性に○○が食べたいときの原因を知っておこう!その②




~脂っこいものを食べたいとき~

  脂っこいものが食べたいときは、カリウム不足の可能性があります。

カリウムが不足すると体内の排泄機能が弱まり、水分を溜め込みやすくなります。すると、水分ばかりで脂が足りないと感じた体は、脂っこいものを食べたいとサインを出すのです。

揚げ物はソースや塩をかけて食べることが多いですが、塩分を摂るとさらに水分を溜め込みやすくなるので逆効果です。

水分を排泄するためにも、カリウムを摂るようにしましょう。カリウムはほうれん草や枝豆、にんじん、ブロッコリーなどの野菜、バナナやキウイなどの果物に多く含まれます。日ごろ野菜不足だと感じている方は、脂っこいものを控えて野菜を摂るようにすると食欲が落ち着くかもしれません。


~酸っぱいものが食べたいとき ~○○が食べたいときの原因 

酸っぱいものが食べたいときは体が疲れているときです。

人間の体は「クエン酸回路」という仕組みでエネルギーを産み出しますが、クエン酸やビタミンが不足していると、この仕組みがうまく働きません。代わりに「乳酸」という疲労物質が体内に溜まっていきます。

そのため疲労感を解消するためには、クエン酸やビタミンを意識して摂る必要があります。クエン酸は梅干しや柑橘類、酢などに含まれます。

つまり、疲れているときに酸っぱいものを欲するのは、理にかなっているといえるのです。クエン酸を補給しても解消されないときには、ビタミン不足を疑います。

ビタミンB1の多い豚肉や玄米、ビタミンB6の多いレバーやアーモンド、納豆などを食べるようにしましょう。

担当もも