無性に○○が食べたいときの原因を知っておこう! その①
~甘いものが食べたいとき~
エネルギー不足の可能性があります。
エネルギーの元となる栄養素は、糖質・たんぱく質・脂質の3つです。甘いものといえばやはり「糖質」で、糖質の多い食品は、あめ玉やチョコレート、おにぎりなど手軽に摂れるものばかりです。
しかし糖質ばかり摂っていると、血糖値が上がり、その分脂肪が蓄積されやすくなります。
おすすめは「たんぱく質」を摂ることです。
たんぱく質はエネルギーだけでなく筋肉の元にもなり、かつ血糖値を上げづらいので太りにくくなります。
たんぱく質は肉や魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれています。食事の際は必ず肉や魚を食べるよう意識し、おやつにたんぱく質を摂ることを意識して、魚肉ソーセージやヨーグルト、チーズ、大豆プロテインバーなどを選ぶと手軽に食べられます。
~チョコレートが食べたいとき~
甘いもののなかでも、とくに「チョコレートが食べたい」と感じているときは、マグネシウム不足の可能性が高いです。
マグネシウムは体中に栄養素を運ぶはたらきがあり、不足すると疲れやすくなります。
とくに疲れたときにチョコレートが食べたいと感じる方は、マグネシウムも一緒に摂ると食欲がおさまりやすいです。
マグネシウムは、ひじきや昆布などの海藻、ほうれん草、納豆や豆腐などに多く含まれます。いずれも食卓に取り入れやすい食品ですので、チョコレートが食べたくなる方はこれらも効率的に摂ってみてください。
~ しょっぱいものが食べたいとき~
しょっぱいものが食べたいときは、ミネラル不足の可能性があります。
たくさん汗をかいた後は、体から水分だけでなくナトリウムやカリウムといったミネラルも失われているのです。
しょっぱいものというとスナック菓子やラーメン、ジャンクフードが浮かびますが、どれも高カロリーで栄養バランスが偏ります。
ミネラルは海藻類や魚介類、肉や大豆製品にも含まれているので、積極的に摂るようにしましょう。
また、ミネラルのなかでもとくに不足しやすいのがカルシウムです。カルシウムは牛乳やヨーグルトなどの乳製品、煮干しなどの骨まで食べられる小魚に多く含まれています。
担当 もも