こんにちは。
なんだか小さなことでもイライラする！なんてとき、考えたら生理前だったとかいうことって女性にはあるあるだと思います。
その生理周期を司っている、「女性ホルモン」
この女性ホルモンは肌や心に大きな影響を与えるんです
イライラしたり、肌荒れを起こすたび、無作為に落ち込んでいては気持ちが持ちません！女性にとって、長い付き合いのホルモン。
改めて理解を深めることで、心と肌を安定させたいですよね。
そこでライターHさんに色々おしえていただきました
女性ホルモンと美肌は密接な関係
毎月の生理や、PMS、更年期など...
悩みの程度は大小あれど、ホルモンバランスからくる肌荒れ。
女性なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
女性ホルモンの働き
● 女性らしい身体をつくる
● コラーゲン産生促進（アンチエイジング効果）
● 美髪、美肌をサポート
● 過剰な皮脂の抑制
● 自律神経を整える
など女性ホルモンは美肌にとって重要な役割を担っているのです。
そのため美肌ホルモンとも言われているんですよ。
1ヶ月のリズムを把握
女性には生理周期に合わせて約1ヵ月の中で、「肌」「心」「身体」のリズムがあります。
「女心と秋の空」なんて言われますが「ホルモン」のせいなので、 イライラしたり不安定な時も自分を責める必要はありません。
1week（月経開始の週）
【体調面】
血液の循環が悪い /月経痛 /貧血気味 /下痢気味 /倦怠感 /腰痛
【メンタル】
不快感 /不安定 /過敏
【肌の状態】
乾燥しやすい /敏感
2week（排卵前の週）★絶好調の時期
【体調面】
1ヵ月でもっとも体調がいい /快便 /痩せやすい
【メンタル】
落ち着いて安定している /意欲的でエネルギッシュ /前向き
【肌の状態】
1ヵ月でもっとも肌の調子がいい
3week（排卵後の週）
【体調面】
むくみやすい /便秘になりやすい /血液循環を促進
【メンタル】
平常
【肌の状態】
ほてりやすい /脂っぽくなる /ニキビ・吹き出物ができやすい
4week（月経前の週）★絶不調の時
【体調面】
むくみ /眠気または不眠 /過食 /便秘 /のぼせ /めまい /倦怠感 /頭痛 /腰痛 /胸の張り
【メンタル】
イライラ /無気力 /不安感 /集中力の低下 /憂鬱
【肌の状態】
ニキビ・吹き出物ができやすい /敏感 /非常に不安定 /バリア機能の低下
このように、たった1ヶ月のうちにコロコロと変化する心と身体。
本当に女性は大変ですよね。この目まぐるしい変化の原因は、 「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンが大きく影響しています。
エストロゲンとプロゲステロンの違い
美肌ホルモン「エストロゲン」
前述したとおり、美肌作用およびアンチエイジング効果がある美肌ホルモンです。
肌内部のコラーゲンの産生を促進することで、ハリやツヤを生み出し、 くすみのない元気な肌へと導く作用があります。
またエストロゲンには海馬におけるアセチルコリン調整作用・抗ドーパミン作用に加えて、 セロトニン神経系の働きを修飾するといった働きがあります。
そのため精神が安定するといった作用もあります。
肌トラブルを引き起こす「プロゲステロン」
男性ホルモンに似た作用があり、皮脂分泌を促します。
生理前になるとプロゲステロンが増加して皮脂分泌が活発になります。
ニキビができやすくなったり、毛穴が詰まりやすくなったりといった 肌トラブルが起きやすくなるのはプロゲステロンの分泌が原因です。
また、シミの原因となるメラニンを産生する量が増えるため、シミが出来やすくなります。
一方で、妊娠ホルモンとも言われているプロゲステロンは、 赤ちゃんを授かるのに欠かせないホルモンでもあるのです。
リズムに合わせたスキンケアを
■1week（月経中）
肌をいたわり、休めるケアを徹底する時期。
肌が敏感で乾燥しやすい時期なので、ピーリングやマッサージなどの摩擦は控えましょう。
スキンケアも低刺激や無添加のものを選ぶようにすると安心です。
鉄不足は美肌の大敵なので、鉄分補給も忘れずに。
■2week（卵胞期）
心身共に絶好調！エステやピーリングなど攻めのケアを楽しむ時期。
さらにダイエットにも最適な最強のデトックス時期のため、ファスティングをしたり 自分磨きをするなら生理終わりの1週間が絶好のチャンスです。
■2week、3week（黄体期）
保湿を心掛けて。
ニキビが増えたり、脂っぽくなりますが、肌内部は乾燥しているので保湿はするようにしてください。
無気力な時期なのでオールインワンセラムなどを頼るのもアリです。
手を抜けるところは手を抜いて、来たる月経に備えて体力温存に努めてください。
【関連記事】シンプル極意2ステップ美容
女性ホルモンは年齢とともに減少
女性ホルモンの減少は美肌ホルモンの減少と同義なので、 とくにエストロゲンを増やすと言われている「大豆由来食品」を積極的に摂取しましょう。
（豆腐、納豆、みそ、おから、油揚げ等）
バランスの良い食事・睡眠・軽い運動も心がけると尚よしです！
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