ひとまず、五ヶ瀬の方は来週の天候の崩れに期待するとして…

昨年の豪雨災害で甚大な被害を受けた、大分の玖珠川の九酔渓で、ひとつ確認しておきたい事があり、再度九酔渓に赴きます。

発電所から少し上の区間は前回見てますが、九重フィッシングリゾート周辺の様子と、モンカゲロウは出るのか?ってのが、確認事項でありまして…

 

…で、フィッシングリゾートの橋を渡って…(汗)

ポンドの水は抜かれ、休業中のフィッシングリゾート…

 

陽が傾くのを待ち、少し上流にある堰堤とモンカゲロウの様子を見に…

堰堤の一部が壊れて、フィッシングリゾートに水を供給する水路に水が供給されない模様…

ある程度、高さのある堰堤下は、堰堤の水が落下時に作り出す下降気流の影響で、モンカゲロウやカワゲラなどの産卵遡上飛行する虫が落ち易い状況があり、条件が整えば、堰堤の主を仕留める好機となるのですが…

時折り空を見上げてつつ時間を過ごすも、ダンもスピナーも、モンカゲロウは全く出ませんね…

 

川の各所では、流失した道路の復旧工事中…

ニンフが砂に潜って生活するモンカゲロウには影響が大きい…

10年くらい前の大分豪雨から、やっと復興の目処が着いたところで、ふり出しに戻された感も…?

 

災害級豪雨とその後…って観点で考えて…

東北のC&Rの雄であった、宮城の荒雄川も…6〜7年前にあった大増水で、雰囲気が激変して…

その後は復活の兆しがなかなか見えない…(汗)

山向こうの秋田の役内川も、上流部分が激しく壊れて、ちょっとした降雨でも簡単に濁るなど…

 

一方で、山梨の桂川の都留漁協管内は…3年前に発電施設の関係で、春先は水位の高い状況が続き、平水に戻ったその後も虫が激減…更に追い討ちで、2年前の台風19号の影響でダメだった去年から一転の今年は、虫も魚もソコソコ好調…

都留界隈の桂川に関しては、湧水河川の底力に加えて、漁協の手腕が見事…とも、思える?

 

アチコチ見てると、川あっての魚、魚あっての魚釣り…

今時、川漁師なんて漁業活動と漁業権は衰退の一途ですから、遊漁者を如何に楽しませ、呼び込むか…

良い川で良い魚が釣れれば、釣り人は惜しまず賞賛しますから!